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【追記しました】VPL(Vプロ)って結局どうなの?とおじさんが思ったので書いたnoteです
今回は、これらのツイートからいろいろと書いていきます。
【お知らせ】
— 日本プロ麻雀協会 (@ClubNPM) January 8, 2023
Vtuberテストについて、より詳しい内容を掲載いたしました。
また、プロジェクトの正式名称を
◤✨VPL (V-pro League)✨◢
といたします🙌
今後は #Vプロ で検索🔍
詳しくはコチラ💗
►https://t.co/MSOdAx7WTW
麻雀界とVtuber界をさらに盛り上げるべくより一層努めてまいります❕ pic.twitter.com/nB5irxhz1L
【お知らせ】
— プロ競技麻雀団体RMU (@RMU1) January 8, 2023
Vtuberテストについて、より詳しい内容を掲載いたしました。
また、プロジェクトの正式名称を
◤✨VPL (V-pro League)✨◢
といたします🙌
今後は #Vプロ で検索🔍
詳しくはコチラ💗
►https://t.co/FCpy2WO9Y4 pic.twitter.com/ic4u9EEwNZ
よく見たら2つは文面がほぼ一緒なのね。
追記:このnoteは1月11日に初めて公開したものですが、1月29日に配信されたVPL(Vプロ)説明会の内容を踏まえて加筆しました。後ろのほうに加筆しましたが、始めから読むと私の考えが変わる模様も見られて面白いかもしれません(別に面白くないかもしれません)。
RMUかと思ったら協会なのか!
2022年6月、日本プロ麻雀協会からこのような発表がありました。
【重大告知】
— 日本プロ麻雀協会 (@ClubNPM) June 25, 2022
日本プロ麻雀協会では、2023年2月に「Vtuber」の皆様を対象としたプロテストを実施いたします。https://t.co/4sY0ApHTYV#Vtuber pic.twitter.com/1yem9oHO0X
この頃はMリーグはシーズンオフ、神域リーグは第4節まで終えた時期です。第4節といえば、ハジキが0点から大復活して3連勝をキメた試合がありましたね。神域リーグが盛り上がりを見せていた時期に、Vtuberのプロテスト開催がアナウンスされたわけです。
麻雀をメインコンテンツにして、なおかつ腕前も相当なVtuberさんは多い。さらに神域リーグも盛り上がっている。麻雀メディアも神域リーグの記事を書いている。私もnoteを書きました(ここには貼らないけど読んでね!)。
ならば、Vtuberをプロとして所属させようかって考える麻雀のプロ団体が出てくるのは当然です。しかし、私は「それをやるならRMUじゃね?」とも思いました。最もVtuberの活動に理解ある麻雀プロが代表を務めていますからね。
それでも協会さんが手を挙げたのは納得でした。なぜなら、知名度を持つ人が入会するのはほぼ協会さんだから。ここ2年だけでも、浅香唯さん・田口淳之介さん・椿彩奈さん・長澤茉里奈さんといった方々が日本プロ麻雀協会の麻雀プロになっています。なので、「協会ならやりかねんな」と私は思いました。
プロテスト実施のアナウンスから半年後、事態は動きます。Vtuberプロテストが協会さんとRMUさんの共催になることが発表されました。
やっぱりV大好きおじさんが関わらないと始まりません。多井代表がいるのといないのとでは話が変わります。これは面白いことになるかもしれない、そう思った私は下のnoteに反映させました。
あっしまった、この記事は有料公開したやつだ(笑)。Vtuberとプロ試験に関連する箇所は有料部分でした。全部は教えたくないのでかいつまんで説明すると、プロ資格を得たVtuberがプロの試合で優勝する可能性を示唆したものです。見出しで何となくわかりますけどね。
プロリーグ設立!...あれれ?
2023年を迎えてすぐに、協会さんからリリースが出ました。なんと、Vtuberによるガチの麻雀リーグを発足させるとのことです。その名も「VPL(V-pro League)」!!
要約すると、
年2回のリーグ戦(5節程度)を開催
毎週土曜日の20時から雀魂を3半荘打つ
出場選手は5分ディレイで配信
優勝するとゲスト斡旋などを受けられる
来年からは下部リーグを設けて入れ替え戦を行う
こんな感じでしょうか。雀魂を使用する点と出場選手が所有するアカウントで配信できる点以外は、ほぼプロのリーグ戦と変わりありません。
これは面白そう!もし「世界最強麻雀AIさん」や「麻雀歴1000年の鴉天狗さん」をはじめとした麻雀ガチ勢のVtuberさん達が、真剣にリーグ戦で争ったらどうなるか?見たい人は多いでしょう。リーグ戦開催予定の土曜日20時はJリーグのナイトマッチとかぶるので、麻雀ファンとサッカーファン兼任の私はどうやって両方を視聴しようか悩みそうですが(笑)。
しかし、VPLに出場する選手の地位について、私は「あれれ?」って思ったんですね。なぜなら、FAQにこのようなことが書いてあったからです。
FAQ
Q1.プロ団体の管理は理解したが、結局プロ雀士なの?
A1.プロ団体管理の「VPL(Vーpro League)」の「公認選手」となります。団体管理のホームページにて名簿、成績等管理。その他応援体制は同じですが、今リアルでリーグ戦を打っているいわゆる一般プロ雀士とは最初区別させていただきます。と申しますのも、現状Vtuber様の大きな目標の一つとっている神域リーグに指名されるには「プロ」であってはならない、となっており、この可能性を消さないための区別をとっております。なお、この関係含め、改善調整は鋭意おこなってまいります。
あれれ?「V-pro League」なのに所属する選手はプロじゃないの??プロテストに合格してもプロと名乗れないとは。だったら「プロテスト」ではなくて「選手採用試験」としたほうがわかりやすいかも。
しかし、将来的にはVtuberさん達にも麻雀プロとして活動してほしいのでしょう。そのためのプロテストだと私は受け止めています。最初は「公認選手」として「区別」するとした所に、関係者各位の苦悩が見え隠れするのではないでしょうか。
神域リーグに気を遣う必要ってあるの?
私が最も気になったのは、VPLと神域リーグの位置付けです。ここで、神域リーグについてのおさらい。
神域リーグより皆様へのお願いです。 pic.twitter.com/MWWKqQaMes
— 神域リーグ【公式】 (@shiniki_league_) April 29, 2022
上にもあるように、神域リーグはアマチュアの大会です。監督はプロ(Mリーガー)だけど、それ以外の出場選手はプロじゃない。出場した皆さんが素晴らしい戦いを見せてくれましたが、監督以外は全員アマチュア。そこが重要かもしれません。
私個人の考えでは、神域リーグで活躍したVtuberさんが、さらなる活躍の場を求めてプロに転向するという流れになると思っていました。Vtuberとして活動を続けるにしろ、将来的にネトマだけでなくリアルの試合にも出場するにしろ。でも、そうじゃないのね。
「神域リーグに指名される(中略)可能性を消さないための区別」のために、VPLに参加する選手はプロではないということです。それに私は違和感を覚えたんですね。なんか逆じゃね?と。私だけ?
確かに昨年から始まった神域リーグは大いに盛り上がり、2023年にも行われるのは既定路線となっています。Mリーガーが参加して、大手飲料メーカーさんもスポンサーについていた。麻雀配信しているVtuberさんにとって、神域リーグは夢の舞台かもしれません。
でも、神域リーグってあくまでも天開司さんの私設リーグではなかったですか?VPL出場者を「プロとは区別」するのは、プロの出場を禁止する大会にプロリーグ出場選手が出られるようにする救済措置であると捉えましたが、なんか違うんだよなぁ。なんだかプロリーグであるはずのVPLの上に私設の神域リーグがあるようにも見えちゃうのだけど。神域リーグに気を遣い過ぎじゃないですか?
忘れちゃならないのは、神域リーグって正しくは「神域Streamerリーグ」なんですよね。配信者さん達のための大会であって、Vtuberさん達だけの大会じゃないはずなんですよ。去年はたまたまドラフト指名された12人全員がVtuberだっただけ。リアルな姿を晒して配信している方々が報われていないんですよ。
やっぱり、私はプロテストに合格したらプロ資格を与えるべきだと思います。その上で、別途でルールを設ければいいのではないでしょうか。私が提案するのは以下の3つのパターン。
一定の基準を満たす配信を行っていればプロでも神域リーグの出場を可能とする
Vtuberに限りVPLと神域リーグの掛け持ちを認める
VPL参加のプロとなったVtuberの神域リーグ出場を禁止する
プロ資格を重く見るのであれば、私は3のようなルールであるべきだと思います。しかし、1や2のような折衷案があってもいいとは思いますけどね。「そもそも麻雀プロとは?」って根本的な問題にもなりそうだけど。行動に制約があるVtuberさん達のためには2のようにしてもいいはずだし、なんなら1でもいいと思うけどねぇ。
おしまいに
あくまでも私の個人的な意見は、「プロテストやるならプロ資格あげてよ」と「VPLの上に神域リーグがあるような構図はちょっと違う」ということです。いずれにせよ、VPLも神域リーグ同様に盛り上がってほしいことに変わりありません。
それと、FAQにあった「改善調整は鋭意」行われることに期待しています。何も「俺が言ったようにやってくれよ」とは言いませんので、多くの人が満足できるような状況になることを心から願っております。麻雀ファンとしては、ただ面白い麻雀が見たいだけなんですよ。「面白い」にもいろいろな種類がありますので、各々が表現できる麻雀の面白さが見られれば良いのではないでしょうか。
追記:Vプロ説明会を見たら認識が大きく変わりました!
1月29日にYouTubeで公開された「V-pro League(Vプロ)説明会」を見ました。
私はリアルタイムで視聴していたのですが、とても有意義な説明会だったのではないでしょうか。「答えづらい質問してくるヤツいるなぁ」と見ていて思いましたが、多井最高顧問がみんな相手にしていましたね。さすがV大好きおじさん(笑)。カバーやANYCOLORから景気のいい話は聞きますが(株式分割だったり上場だったり)、Vtuberに理解のない方はまだおられるようで。
その配信で、Vプロと神域リーグの立ち位置を理解できました。ようするに、麻雀プロ団体からMリーグへ選手を送り込むように、Vプロからゆくゆくは神域リーグに出場するような選手を送り込みたいようですね。神域リーグが「配信者によるMリーグ」ってことでいいのね。振り返れば、確かに去年はそんな感じでした。
私がVプロのことで察したのは、プロテストのサンプルを見た時ですね。別にプロになりたいとかではないのですが、私は以前プロテストについて調べたことがあります。すると、プロテストの過去問って各団体のHPで見られるんですね。ちなみに協会さんはこんな感じ。
下にスクロールしていけば、17期前期以降の問題が見られます。「麻雀問題1・麻雀問題2・一般教養・論述」ってありますけど、Vプロの試験でも同じく4つに分かれるみたいですね。ただし、難易度が違います。同じ待ち牌問題でも、一般のプロテストは「全て答えよ」ですが、Vプロは4者択一になっていました。
説明会でも「そこまで雀力は求めていない」と多井最高顧問が申しておりました。おそらくは、Vtuberの方々の発信力やエンタメ力に期待しているということではないでしょうか。VPLをステップに、配信者として羽ばたくも良し、魂が昇華してリアルのプロになるも良し。未来への投資のためにVPLが設立されると私は受け止めました。
しかし、VPLから神域リーグを目指すとなると、Vプロがプロアマ混成の神域リーグを目標にすることになります。プロがプロアマの大会を目指すって、何かおかしいと思うのは私だけ?そうなると、VPL出場者がプロって名乗るのに違和感を覚えます。
だったら、「プロ」って言葉を使うのはどうかなぁ。「プロテスト」ではなく「選手選考会」、「Vプロ」ではなく「Vプレーヤー」でどうでしょうか。「プレーヤー」ならVPLって名称を使えますし。あくまでも私個人の考えに過ぎませんが。
プロかプロでないかはともかく、私はVPLにとても期待しています。VPLで活躍した選手が、数年後に違うステージでさらなる活躍をする姿を見たいんですよね。試合配信がどのような形になるのかも含めて、VPLが今後どうなるか見守りたいと思います。もちろん、VPLが面白いと思ったらnoteを書きますね。
以下、こちらのURLを参考にさせていただきました。