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はーさん読書録 2月編

はじめに
いきなり始めましたが、読んだ作品買ったツイートはするのに読んだ報告はあまりしておらず、備忘録のために記載していきたいと思います。
今月はまとめて書くので一部しか書きませんが、徐々に更新していく形にしてたくさん書けるよう努力します(?)

2月の本購入数
マンガの購入は35冊(電子27冊+紙9冊)でした。
1月は18冊ということを考えると倍増。去年は全巻一気等した月以外は大体20-30冊だったのでまぁ例年並みという感じはします。
ここにオンラインで読んでいるものやコミティアの購入分が乗ってくるので3月はいろいろ大変ですが、ぼちぼち読んでいきます。

●春風のエトランゼ 1-4巻(on Blue Comics)


実は別の漫画を買おうとしていた。フォロワーさんが紹介されていた「魔法のつかいかた」という作品。
魔法の~の作者の草間先生はBL主戦場の作家さんだったので、数件の本屋のBLコーナーを見回したのだが見つからず。
手ぶらで帰るのも癪なので(といってもすでに別作品を4冊くらい買った後だったが)BLコーナーの作品何か買っていくかとなり、こちらを購入。
フックとしては一昨年やっていた吉浦監督の映画「アイの歌声を聴かせて」のキャラ原案やっていた方であったことをなんとなく思い出したため。キャラクターがかわいい。男恋人を連れて一緒に住み始めるところから始まるのだけど、狭い社会なのでまわりのうるささがとてもささる。自分の趣向が受け入れられない悲しみから大人になってそれが開放的になったり、普通の恋愛のように悩んだり…周りの目線が痛いことでの悩みや、好奇の目線になったらそれに疲れる等。様々な感情を敏感に拾われている作品でした。
それでいて今の社会的な問題に合わせて社会派漫画にはなっておらず各キャラクターの感情のぶつけ合いがメインになっているのも個人的には好感。結局は個人の問題なんですよって感じ。普通に弟キャラが年上の女性を好きになる。選択肢の一つみたいなフラットさも今まであまり触れてきていない作品群からの作品らしく好き。


もともと探していた「魔法のつかいかた」、まだ発見できていないのでこちらは追々集めます。

●切れぬ牌などあんまりない!1-3巻(東方外來韋編)

この漫画、見ての通り帯があるんですよ!電子版なのに!!かっこいい!最高!!好き!!! 

東方project×麻雀という同人誌でありそうな取り合わせ麻雀に関係ない能力なため牌理でゴリゴリに固めた妖夢が能力麻雀に挑んでいく熱いストーリー色あ々な能力が出てきてそんなんありかよ!みたいな能力キャラも出てきながら本格麻雀の名前が崩れない麻雀のゲーム性も楽しめる形になっててすごい!そして、東方のキャラが可愛い、この漫画を通じて名前をようやく覚える時が来たか...??本格麻雀、能力バトル、キャラもの。この3つ共存しないと思ってたので感動作です!硬派な麻雀漫画と敬遠するなかれ、色モノ麻雀漫画とバカにするなかれ!

●プリンタニア・ニッポン 3巻(マトグロッソ)
こっからは単巻なので短めに年末にプリンタニア・ニッポンの3巻出てたんですね。1巻ですあまというキャラ、怪しい世界観で作品に入り込ませて、2巻で不思議空間を深めさせて、この3巻で思いっきり事件が出てきました。だんだん引きずり込んでこの作品は「しっかりSFだよぉ」という主張が徐々に出てきたため、フィクション・ファンタジー映画等でよくある設定説明パートが内容の固さと比較して柔くなっているというのが作品としてうまいなぁと思っています。旅行に行こうという内容でメタバース的な旅行に行ったり、彼岸とのつながり方であったり、初めてやったことだからイベント起因でバグが起きたりと経験ありそうなことを並べつつ。次巻以降もどんな事件が起きるのか楽しみですね。全体通してやっぱりプリンタニア・ニッポンはかわいいという感想で片づけられるのも作品として良いところ、どういう生物になりたかったかとか嫉妬の感情があるあたりもう少しこの生物は奥が深い気もしている。最後に、おまけマンガの遠野-向井の出会い漫画がとてもじんわり感動的だった。

●破滅の恋人 1巻(白泉社)

夜と海という百合作品をコミックトレイル(?)かどこかで書かれていた郷本先生の新刊ですね、連載開始は知っていたので単行本お待ちしておりました。夜と海では擬人化ならぬキャラを物として描く擬物化感じで日常会話を作るなどして学びしない技術をしてたけど、今回はもう少し登場人物の多い群像寄りなのでシンプルに会話ベース 。会話の掛け合いのコマ割りがおもちゃっぽくてオシャレ「ぱぁっ」とか「もやっ」のような感を表情に合わせて強調して書いてくれるのももたっとせず、会話のかみ合わせに合わせて自分も同じ表情にしてくれて楽しいあと当たり前だけど見れば見るほど絵が上手い。1-2話間にあるカラーイラスト、主人公の名前に沿った不思議な国のアリス風味の絵が特に好き

タイトルの意味がわかってくるのはまだ先そうで、どういう話なのかが2巻以降も楽しみですね


とまぁこんな感じで好きで140字収まらなかった作品を適当に上げていくことにします。
ダラダラ文ですがこれを見て手に取ってくれる方がいればとても嬉しいです
ではまた来月ノシ

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