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マトリックス レザレクションズ

12月17日公開予定のマトリックス レザレクションズ 「The Matrix Resurrections」の予告編 ↓


マトリックスは3作、レボリューションズまで観たけれど、あまりにもポピュラーで多くの人の世界の見方を変えた作品。だから、ここで私がストーリーを説明する必要なんてないだろう。レボリューションズのエンドロールの音楽 ↓ "Navras"を聴きながら今書いている。トランスに入りそうだ。


公開予定のレザレクションズでは、年月を経てもキアヌ・リーブスとキャリー・アン・モスが引き続き登板、ラナ・ウォシャウスキー氏が引き続き監督している。あまりにも世界に定着し過ぎて、キアヌ・リーブス以外の演じるネオなんて想像しにくいだろうと思う。Resurrectionは「復活」だから、予告編を観るとすでにワクワクする。ストーリーは一作目の続きになっているそうだ。

ウォシャウスキー兄弟(姉妹)がドイツ人の監督トム・ティクヴァ氏と一緒に監督した「クラウドアトラス」は、過去にも記事にしたけれど、私の大大好きな一本。そこにもマトリックスでエージェント・スミス役のヒューゴ・ウィーヴィングが出ていて、素晴らしい味を出している。マトリックス・リローデットでは、ネオとエージェント・スミスの戦うシーンが「長っ・・・」と思ったけれど。どちらの作品にも共通しているテーマのひとつ、我々の一つ一つの選択が未来を決めるという法則。当たり前と言えば当たり前だけれど、例えばその場所を通りがかるのが数秒ずれていたら、別の結末になっていただろう・・・、というような偶然/必然は誰にでも思い当たることがある。デジャヴは、マトリックスに何かが介入してプランを書き換えた時に起こるのだとしたら、私のあのデジャヴの時は一体何が書き換わったのだろう・・・と考えてしまったり。

我々の今まで信じてきた当たり前のことというのが、いかにもろくて、危ういか。今のご時勢、今までシステムの奴隷であった人で、プラグを抜かれた(あるいは自分の意志で赤いピルを飲んだ)人も増えているような気がする。私達の脳が受信して解釈出来ていることなんて、たかが知れているのだろう。予言者オラクルの言うとおり、理解できていないことを予知することはできない。でも自分で選択することと、信じることはできる。

白ウサギは次はどこに案内してくれるのか。レザレクションズ、楽しみ。


ウォシャウスキー姉弟&トム・ティクヴァ監督 クラウドアトラス 長&超予告編 ↓



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