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幸せな動物たち? 飼育形態スコア表示@ドイツ
今日は真面目な記事かもしれない(笑)。
普段買い物をする時に、食品の材料となっている動物たちがどう飼育されているのかを毎回考えている人は少ないかも知れない。最近ドイツのスーパーで見かける飼育形態のスコア表示付きの食品についてさらっと書きたい。
全ての販売業者がこの表示を取り入れているわけではないし、色々な抜け穴があったりスキャンダルがあったり、誤表示があったりする可能性はゼロではないということを念頭に置きつつも、私は一応このラベルが付いていればそこも見るようにしている。
こちら↓はクリームチーズ。牛さんの飼育形態のスコアが左に付いている。
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「Haltungform(飼育形態)」という表示の下には、「NUTRI-SCORE」と言って栄養価のスコアの表示もある。こちらは左側(緑)の「A」が栄養価が高いものらしい。しかし私は、栄養価については、何を身体が必要としているかは個々の健康状態にもよるし、食べ合わせや身体の反応も個人で違うので、あまり表示にこだわってはいない。これにこだわると好きなお菓子などは買えなくなる(笑)。
飼育形態は、飼育面積、室内・屋外、走り回ることが可能か、除角の際に麻酔を使ってあげているか否か、飼料の質、定期的なモニタリングの行い方、などが判定基準となる。
↑こちらが各種、動物たちの飼育形態と判定法の表のリンク(ドイツ語)。
私はベジタリアンではないが、肉を買う頻度は高くない。買う時にはこの「Haltungsform」スコアの良い肉は、お値段はやや高くなるものの、お味も格段に上なのでありがたく感謝して頂いている。
食品だけでなく、環境のことを考えてこの大量のプラスチック容器の消費をなんとか減らそうとドイツでも色々な試みがなされている方だとは思うけれど、進捗具合はどうなのだろう・・・。未だに便利さが勝っているのではないかと思う。
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