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100 Dinge 『100日間のシンプルライフ』

正直に言うと、最初は全てがウケ狙いでちょっと大袈裟に思えて冷めてしまって、最後まで観られるかな・・・と思ったのだけれど、中盤からきちんと核心に迫ってきてストーリーがまとまっていった気がする。メッセージが何気にスピリチュアルであった。心の穴を埋める方法は人によって様々だけれど、現代人はそろそろ「○○がなければ幸せになれない」という呪縛から解き放たれるべきなのだな。耳が痛い・・・。

主役のひとりポール役のフロリアン・ダーヴィット・フィッツ氏は監督も務める。ポールの母親役は美貌のドイツ俳優、故ハネローレ・エルスナーで、3年前に他界している。

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もう一人の主役のト二ーを演じるマティアス・シュヴァイグホファーが、GoTのBrienne of Tarthにそっくりだという案件を以前観て知っていたのだけれど、ドイツ映画で彼を役者として観たのはこれが初めて。そのせいか、なぜかこの作品の筋肉質の彼を見ても男性のように思えなかった私である。

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でも役者としてはまさに右肩上がりで、Netflixでもお馴染み、真田広之も出演しているこちらも要チェックである。


話が逸れた。「幸せ」というのはきっと追い求めるものではなくて、そこにあると気付くべきものなのだろう。データを吸い取られ、行動を監視され、偽りの購買欲を植え付けられる人間はどこへ行くのだろう。

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