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スーパーに行くと気になること
最近スーパーで、ぐるぐる見て回って、結局買わないことが多いのがお豆腐。どこ産の大豆であろうと「遺伝子組み換えでない」と表示されたものを探している。今日は一つもなかった。かろうじてその表示があったのが厚揚げだったので、それを買って料理した。
どうなっているのだろうと思い色々ネットで検索した。最近の記事ではこちらが興味深い ↓
https://toyokeizai.net/articles/-/451051
約3年ほど前に書かれたものもある ↓
https://kokocara.pal-system.co.jp/2018/11/19/gmo-labeling/
他にも検索すると色々な情報が出てくる。ヨーロッパにいる時から、日本の食品の安全性は比べ物にならない(ネガティブな意味で)とは知っていたけれど、大丈夫なのだろうか。今さら・・・感もあるが。
ウチは娘にアレルギーがあったので、ドイツでの子育て中、色々なことを試行錯誤してきた。マクロビも試したし(我々家族には合っていなかった)、オーガニック食材をなるべく買うようにしていた。あれこれ調べ、勉強もした。一時的には、健康食オタクだったと思う。現在では子供も成人して親元を離れているし、食べることは楽しくあるべきだと思っているので、ストレスになるほど厳しい制限やダイエットとは無縁で、ゆるゆるである。食べたい物を食べたい時に作って食べている。ましてや政治的活動家などでは全くない。
でもそんな私でも気になってしまうのが日本のGMO関連、農薬関連の規制の緩さ。どうやら遺伝子組み換えについての表示は2023年から厳しくなるらしいけれど。GMOだけじゃなく、人工甘味料とか添加物も、気にし始めたら買うものがない。「日本よ、アメリカの犬のままでいいのか?!」と思ってしまう。(アメリカには何の恨みもありません)。
もっとも、最近では色々なことに気付いて、少しでも日本国内での安全な農業を活性化させようと努力していらっしゃる方々がいることも知っている。つまるところこれは消費者の責任でもある。EUでは消費者が口うるさい。長年いたドイツでは理屈っぽさと批判眼を持って、全てにいちいち反応している人が多かった。時には「もう屁理屈はいいから、冗談の一つでも言って楽しもうよ」と思うこともあったけれど、あれだけの環境保護大国ができあがったのはその気質によることろが大きく、その意味ではまっとうだし、自分たちの健康と地球のために良いことをする意識の高さと、その行動力には頭が下がる。フランスもドイツ以上の農業大国だし、自国の農業に誇りを持っている。意識の高さでは同じようなレベルだと思う。だから今でもあちらのオーガニック製品や、彼らから学んだ消費者としての「視点」は、私にとって宝物である。
今でもリピートしているWeleda商品 ↑ 日本のプチプラももちろん買うけれど、この記事を書いていて、普段自分がどんな商品にお金を払っているのか、再度見直そうという気がしてきた。
個人で出来ることは小さいけれど、自分の消費生活を見直しつつ、大海原を構成している貴重な一滴になることを、ここにコミットする(大袈裟)。