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⑱『投資ロマンス詐欺』に引っかかり、約500万借金した四十路の末路@現在進行形で閑話休題の愚痴

 また時系列でおいおい記していこうと思うが、昨日は一気に二つの物事が進展した。……のは事実であるが、進展したものの、座礁したというのが正しい表現かもしれない。

 今日はいつもと違う特別編、みたいな感じで書いていく。

 まず、丁寧に応対をしてくれたカード会社から連絡があった。

※詳しくはこちら参照。
 こちらも。

 こちらの危惧通り、支払いの停止は不可能だった。
 そしてこれはぼくの認識不足なのだが、カード会社に言われたこととしては「暗号資産の購入は、クレジットカードの現金化にあたる行為」と認定されるとのこと。

 これは消費者センターでも聞いていないし、カードで買ったものを売っているわけでもないし、ましてカードそのものを質入れしていないから、ぼくの頭には規約違反という認識がそもそもなくて、……聞いたときは絶句した。

 ということは、規約違反をしているのであれば、任意整理をしようが、自己破産しようが、免責されることはないのではないかという懸念がある。

 ただここの会社は、まだ心情的に救いだったのは、「あなた、規約違反してますよね? だから知りません、私たち」という対応ではなかったことだろうか。

 結末はいっしょなのだが、本音はそういいたいのだろう。
 ただ、ここについては「私たちの会社は海外のお店と取引する際、その都度、お店に紹介をかけたりしているわけではない。お客様がご自身で購入の意思を示した段階で、支払いは完了する」とのこと。

 やはり、あの時の確認電話が分かれ道だったのだ。
 ちなみに昨日、手紙も来ていた。
 これ以上、暗号資産を買うと限度額下げるよ、と。

 ……もう限度額を下げられても、あげられても、使えなくなるのは時間の問題だけど……。

 そしてさらにとどめの一撃。
「弊社としましては、支払いをした先が詐欺行為を働いているかどうかまでは確信は持てない。あくまでそれはあなたの主観でしかない。よって弊社としてはできることは何もない。申し訳ありません」

 ……予感はしていた。
 こうなるだろうなって。

 とりあえず喚いて何か変わるなら、喚くしごねるけど、一度接客業を体験していると、そんなことできない……。丁重にお礼をいい、電話を切りました。

 借金500万、ここに確定。
 バカがその気になれば二か月足らずで、これだけ借金ができるといういい見本になりました。

 そして、ついに行きつくところに行きついた感じ。
 法テラス。
 対応してくれた方は、ぼくより年下の物腰の柔らかな青年でした。
 
 しかし丁寧に聞いてくださいました。
 あまり仮想通貨のことは詳しくないけれど、コインチェックのことなら何となく聞いたことはあるし、「出金しようとしたらできない」という詐欺は非常に多いということ。

 ただ、ぼくの場合は悪質度がワンランク上がり、相手の銀行口座がわからないということ。

 投資詐欺でこれまで多いのは、銀行口座を指定してきて、そこに入金をする。つまり犯人に会ったことがなくても、被害届を警察に出せば、まず警察はその銀行口座を凍結し、そこから依頼された弁護士なり誰かが預金を差し押さえるというのが王道パターンだそうだ。

 しかしぼくの場合は、すべてが仮想通貨の世界で完結しているため、それができない。

 唯一できるのは、可能性は低いけれど、まだラインでつながりがあるのであれば、餌を巻いて(たとえば出金手数料は用意したとかはったりをかます)、そこに引っかかるのを待つくらいしかないようだ。

 いずれにしても、被害届は早く出したほうがいいと言われた。

 経済基盤を整えるといっても、もう個人再生か、いまの家を手放して自己破産か、やはりぼくの予想通り、この二択しかない。ただ生活を楽にするのであれば、自己破産のほうを勧めるとは助言を受けました。

 いずれにしても、奨学金の返済は保証人のもとにいきます。
 それもネック。ちなみにこちらは7日もあれば、保証人に催促がいくようです……。日本育英会、仕事が早い。

 いまのぼくにできることは、もう個人再生なり自己破産を考えているのであれば、カードの支払いはせずに、手元に現金を置いておくようにと合わせて助言があった。

 弁護士の方がこのような提案をするのは大胆ではないかと感じたけれど、個人再生にしても自己破産にしても、キャッシュが必要になる。それなら、カードの支払いは無視して、いずれかの手続きにもっていったほうがいいとのこと。いずれ、三か月滞納しても、自己破産しても、信用情報につく傷は同じだから、だそうです。

 その助言を受けて、考えたのは、とりあえず、すべてのカードをリボ払いにして月々の返済額を下げるようにしてみました。もう焼け石に水です。

 最後にプチカミングアウト。

 ぼく、10数年前、一時期、生活保護を受けてました。精神的に参って働けなくなって、ほんとうに大変でした。そこから這いあがり、貯金をし、やっと家を買って、ついに落ち着いた生活ができると信じていたのに。

 なんなんでしょうか、この仕打ち。
 ほんとうに死ね、お前なんてこの世の中に必要じゃないやい、と言われている気がしてなりません。

 努力は報われる??
 いまとなっては、空疎に耳を通過していくだけです。

 いまの気持ちを、駆け足で紡いでみました。
 閑話休題でした。
 この経緯も詳しくは、追って記したいです。

 もう死にたい。死ぬ死ぬ詐欺で終わればいいけどね。

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