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『ロマンス詐欺』なるものに引っかかった四十路の末路④@現在進行形~踊る阿呆に見る阿保~
悪いことは重なるもので、今度はパソコンがいかれてしまった。
ワードも一太郎も使えなくなってしまった。いつもならワードか一太郎に書いたものを一度印刷してから、推敲して、読み直してアップするように努めている。……それすらも許されないのでしょうか、ぼく。誤字脱字は勘弁してくださいとしか言えない。
500万あれば、どんなパソコンが買えるのかなぁと空想してしまったよ、パソコンがおかしくなってから。
冷たい北風吹きつける道を歩いていると、ほんとうに悔しくなってきます。悔しさってあとからじわじわと、自分の体を侵食し、蝕んでいく。北風の冷たさが、体の内側の悔しい感情に蓋をするような感覚、とでもいいましょうか。
まあ、そのような過程も、傍から見るひとには楽しいものなのでしょう。だから他人の不幸は蜜の味なんて格言が生まれる。踊る阿呆を目指しますっ。
さてさて、詐欺に引っかかった、クレカの利用明細に何やら知らない文字の羅列があるぞ、となったとき、ひとはどう動くものなのだろうか。
おそらく、カード裏面に書かれているカード会社に連絡をとるだろう。最近はアプリやネットが普及してきて、それで済ませようとするひともいるかもしれない。
ただ、情けない経験をし、世間の目に映らないように息をひそめて生きることを余儀なくされているはしくれとしていえることは、不正利用に関しては通話料がかかろうが、絶対電話のほうがいい。
理由は単純で対応が迅速であること、そして電話口の相手の様子から、あるていどどのような状況なのかを察することができると考えるからだ。
前回、 私は恥も外聞も投げ捨て(もはやあったものではない)、負債の明細をちゃっかり公開した。後悔はしていない。……シャレでない。
四枚のカードで借金を重ねているわけだが、おそらく銀行系カードから引きだしているキャッシングの250万、……悔しいし、どうにもならないが、こちらに関しては交渉の余地はないだろう。むしろ、これで「あなたから借りた金が詐欺に使われました!! 助けてください!!」なんて叫ばれても、銀行は知らんがなという話で……。こちらに関しては電話はしていない。落ち着いたら、するかもしれないけど、こちらは交渉の余地はほぼないと踏んでいる。
しかし物販販売の枠を利用した二社については、交渉の余地があるのではないかと考えた。販売系の仕事の経験者なら判ると思うが、クレジットカードで決済されたものについては、各カード会社の締め日に合わせて照合して、そしてそのぶんの現金が下りてくる仕組みになっている。 (……と思う。間違っていたら申し訳ない)
そのため、タイムラグがあれば、支払いを止めることはもしかしたらできるのではないかと、無い知恵を振り絞って考えた。
そしてR社と、D社にそれぞれ電話をしたが、その対応は天地ほどの差があった。もしかしたら、カード会社によって、支払日の概念が違うのかもしれないが、それでも片側には失望したし、片側には見こみは薄いけれど期待は持てる展開となっている。
次回、生きていたら、また更新します。
ちなみに本日は警察署に相談に行ってました。その話もゆくゆく書いていきたい。しかし私の場合は被害届を出すよりも、生活の立て直しが急務だと諭された、……ということだけは、ここに書き留めておこう。