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時間とは何か?■□下田コラム□■vol.81
時間とは命です。
私たちは、死に向かって確実に進んでいます。
つまり、時間とは命の終わりに向かって確実に減っていくものなのです。
そういう意味では、命は時間の単位ともいえると思います。
何が言いたかというと、人間にはその自覚がもっともっと必要なのではないかということです。
現在、賃上げがいろいろなところで叫ばれています。
時間が命だとすれば、働く時間にどれだけ価値があるのかはとても大切なことです。
同じ時間に同じように働くのであれば、多くのお金をもらうことで命の価値を高めたいのです。
親が我が子を思ったとき、1時間という命を使ったときに、その価値は1,000円よりも2,000円であってほしいと願うのは当然のことです。
だから、みんなで効率よく働いて、生産性を高めて、賃金を多くもらうのはとてもいいことだと思います。
仕事の時間は自分を殺してお金を稼いで、わずかな余暇時間を充実したものにする。そんな生き方も悪くはないかもしれませんが、それでは命を無駄に使っているように思えるのです。だから、僕はワークとライフを分けて考えるような「ワークライフバランス」という言葉が嫌いです。
もっとも、最近ではそのおかしさに気がつき、ワークライフバランスということ自体もあまり聞かれなくなってきていますが。
一方で、時間は命と考えたときに、命の輝きを感じ取る方法はお金だけではありません。
その時間を何に費やしたのかです。
つまり、その仕事をやることが自分にとってどんな意味があるかということです。
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「仕事をやる意味」が肚落ちしていることで、お金ではない指標でその時間の価値を図ることができるようになります。
お金としては最高でなくても、その時間をそのことに費やしたことに自分が肚から納得できるということです。
そして、この時にとても大事なことは、その意味を自らが主体的に見つけることです。
よく、「会社がその意味を見出してくれない」などと言う人がいますが、それが間違いのもとだと思います。
受け身となり、誰かに教えてもらうのではなく、自ら積極的に見つけ出そうとする意欲と行動が大事です。
会社は、その積極的な人に対して意味を見つけ出す作業のサポートができる程度だと思います。
時間は命であり、その命を輝かせるのには、この二つを高めることなのではないでしょうか。
稲盛和夫さんは、京セラの経営理念で「全従業員の物心両面の幸福を追求する・・」と言っていますが、それに通じる考えだとも思っています。
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