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【湯田中温泉】渋峠編(2024/5/14)

前回の草津温泉2日目編からすすんで、
今回は湯田中温泉(渋峠)編について
いよいよ5日間の旅も終盤へ・・・

と、その前に問題発生

↑翌日に向けて準備中。明日の旅館は現金払いのみのため、手持ちを確認したところ、残金が思ったより少なかった・・・よくよく思い返すと草津温泉の2日間の飲食でそこそこ豪遊していたのが響いていた(焼肉で6000円、お蕎麦屋でもそれぞれ2000円以上使用)。

旅館代が5200円ほどで、財布には7900円しかない。一万円はあるかと思っていたので少しパニック気味に。冷静に手段を探るも、現金を下ろす方法が無いことが分かった。よし!あと2700円で2日間何とかしよう。

キャッシュレスはクレジットとedy、楽天payがあるので、まあコンビニでどうとでもなる。ないものはないので、極力現金は使わないように注意すること・・・そして就寝。。。

翌朝6時ぐらいに起床。最後の草津温泉を堪能し、準備を済ませ出発する。2日間ありがとうございました。飯島館さんは湯畑と綿の湯を楽しめるいい旅館でした。

↑バスターミナル近くのセブンイレブンで補給しつつパシャリ、快晴である。正直草津を離れたくはなかった(一生住みたいぐらい)が、次の目的地があるので仕方ない。また行きたい。

今回のログ、5日間のうち一番距離は短いが獲得標高はそれなり

今日は草津から渋峠を経由し、そのまま渋温泉、湯田中温泉へ下るルートとなる。本当は湯田中から一度野沢温泉へ寄って、また湯田中へ戻ろうかと考えていたが、現金が残り少ないことと野沢温泉が自転車止めて外湯行けるかよくわからなかったため、野沢温泉はあきらめ途中万座温泉へ寄るルートへ変更。

野沢温泉は以前渋温泉の金具屋さんへ宿泊した時に寄りたかったのだが、タイミングが合わず断念。今回も断念となりいまいち縁が遠い。。。

渋峠は有名な国道最高地点(標高2172m)で、草津温泉から出発すると、1100m程上ることになる。あまり頑張るつもりはないので、L1L2ベースで淡々と上る。この日は平日の火曜日だが、意外と自転車乗り方を見かけて驚いた。

草津から登り始めてすぐの道、少し路面は荒れているが走ってて気持ちいい。名前がさわやか街道なだけはある
山と雪と延々と見える道
上から見ると吸い込まれそうな景色と相変わらず延々と見える道
天気がいいと富士山も見えるらしい

距離としては20kmで1100mupなのでまあ、長い。粛々と上る。途中殺生河原を通ると駐停車禁止区間となる(火山ガス発生のため)。それなりの硫化水素のにおいと独特の景色が広がる。写真撮りたいよ。

万座温泉への分かれ道を過ぎたタイミングで時刻はまだ11時前。日帰り入浴する予定のホテル聚楽さんだが受付開始は12:30からなので、まだ時間がかなりある。出発する時間ミスった笑

待つのは嫌なので、いったん最高地点で撮影してから万座温泉まで引き返すことにする。まあ200mぐらいの上り返しなら余裕でしょ。googleマップで以前ルート検索したところ、292号線から万座温泉まで平坦気味とか書いてたし・・・

L1L2ベースで上っていくが、否応なしにどんどん景色がよくなるので、テンションがあがり自然と踏んでしまう。オレ頂が近づくとギアが自然と上がっちゃうんだ!!

少しの残っていた雪の回廊(だいぶとけたのか遠くから見ると全然壁ではない)

大体上り切り、そして・・国道最高地点へ・・・

自転車乗りのあこがれの場所へ立つ

いつか行きたいと思っていたこの場所へついに到着。思い返せば自宅から自走でここまで来たのである。まあのんびりとだが、それでも感慨深いもの。さて、戻って温泉行こう!

標高200mほど下り、万座温泉との分かれ道へ到着。おかしい、平坦気味とか書いてあったのにめっちゃ下っている。しかもワインディングで先が見えない・・・

とりあえず下るしかない。結局4kmほど下ることに(標高差約250m)。しかも下っているとき結構斜度あった。万座温泉につくと駐停車禁止区間が現れ、においは殺生河原よりも強烈だった。息が苦しい。

万座温泉の川

とりあえずホテル聚楽さんへ向かう。結構な砂利道があったので途中歩く。ホテルへ到着するもまだ12時前。フロントの人もいないので、とりあえず補給したり、温泉むすめの写真を撮ったりして時間をつぶす。

万座千斗星ちゃん、かわいい
すごい数の奉納

ようやく12:30となり受付開始。フロントでキャッシュレス使えるか聞いたところ、まさかのPayPayのみで、クレジットがNGだった。。。ホテルだから油断していた。チワワのような目で現金2700円しかないと伝えるも、当然ダメ。そうですよね、すみませんでした。でも温泉むすめのグッズはクレジット使えるそうなので、グッズ購入できてよかった。

平日なのに日帰り客は10人ぐらいいてびっくりした。お客さんのうち1人のおじいちゃんに話しかけられた。どうもすごい自転車が好きな方で、3台も所持している。ぜひ太もも触らせてくれと頼まれ、触らせたが正直ただの一般人の太ももなので・・・ごめんなさい。特に太いねーとかのリアクションも一切なく笑(ハイ、細いです。レッグウォーマーとかSサイズだし)

特にツールドフランスが大好きで、生まれ変わったらツールに出場したいと話していた。生まれ変わりという言葉にちょっぴりしんみりした気持ちになる。元気に長生きしてほしい。でも生まれ変わったらぜひ頑張ってほしくもある。

万座温泉初めて来たけど草津入った後だと丁度いい。星空もきれいそうなので、いつか泊まってみたい。

さて、温泉入ってさっぱりしたし、そろそろ戻るか・・・こっから約4km250mupして元のさわやか街道へ戻らなければいけない。地味に距離はあるし所々斜度9%を超えてしんどい、もうこの道上りたくない・・・地味にアクセスが悪い。

さわやか街道へ戻り、再び最高地点へ上る。予定の立て方がほんとへたっぴ。そして渋峠ホテルへ。温泉でのんびりし過ぎて閉まってた笑

↑ちょうどコナンの舞台になっていた。死体が県境にね・・・

そろそろチェックインの時間が迫ってきたので、292号線を下り志賀高原、渋温泉方面へ一気にダウンヒルする。途中あるループ橋とか怖い(高所恐怖症)

奥には雪山が見える
ほたる温泉行きたい、ここ入れるのかな?
渋温泉、湯田中までもう目前

久しぶりに金具屋さんへ。宿泊客ではなく、温泉むすめのグッズだけ買いに立ち寄る。ウェアを着てるので1人だけ普通に目立って浮く。

まだ明るいけど夜はライトアップされる映えスポット

↑これがやりたかった。夜のライトアップ時に撮影するやる気まではない・・

金具屋さん前にあるホテル。ここは温泉たまごが買えるので楽しみにしていたが、今日は閉まっていた。よくよく考えると手持ちがないのでどうやっても買えないのでは?

そして湯田中温泉へ到着!ここも初めて来る温泉。あまり下調べはしてなく、渋温泉と近い、お湯が透明なタイプぐらいしか知らない。宿へ到着し、温泉で汗を流すがびっくりした。めちゃくちゃ熱い、草津と同じくらい熱い。浴槽が深いタイプなのもあるが、温泉そのものの温度が高い。10秒入れなかった。泉質はナトリウム塩化物泉。

着替えた後はいつも通りコインランドリーへ。昼飯もちゃんと食べていなかったので、コンビニで補給。湯田中駅前のコンビニ店員も客も自分以外全員外国の方でびっくりした。

↑あと遠足分しかない

ほぼ下調べなしで来たので、湯田中宿泊の場合、渋温泉の外湯巡りはできないの知らなかった。代わりに湯田中温泉の外湯巡りがあるらしいが、ここ最近は休止中とのことで、大湯という外湯だけ入れるとのこと。

旅館から鍵を借りる(鍵はまさかのカードキータイプ)。大湯へ到着しカードキーを使い中へ。先客が二人いて、こんばんわーと挨拶される。挨拶を返し、いざ脱ごうとしたところ、タオルを忘れたことに気づく。

タオルを取りに戻り、今度はちゃんと温泉へ。浴槽が2つに分かれていて高温と普通の温度に分かれる。天井は渋いが、湯舟周辺はとてもきれいだった。

普通の温度の湯舟へ入っていると、別の方が来てまた挨拶される。そういう挨拶文化いいよね。そろそろ熱い湯舟へ、やっぱり熱く全然入れない・・・まだ慣らしが足りないのか。草津温泉入った後なのに。先ほど挨拶した方が混ぜるといいんだと言い放ち、がっつり湯舟へ入り両腕でお湯をかき混ぜる。強すぎる。

でもその後実際つかると確かに入れた。おじちゃんありがとう。

散策かつ夕食がてら駅前へぶらぶら歩く。しかし火曜だからなのか店が全然やってない。コンビニしかない。そして、やたらと共同浴場がいっぱいあるのおもしろい。残金もないのでコンビニで明日の分も含め買い込む。やっぱり自分以外外国人しかいない。インバウンドとはいえ湯田中チョイスするのちょっと渋い気がする。

湯田中駅と夕日、ホームからは謎の歌が聞こえる
この前マツコデラックスに名前をいじられてた湯田中渋穂波ちゃん
泉質同じかわからないけど、色々な温泉が集まっている模様

いよいよ明日で5日間の旅も最終日かつ、250km越えのロングライド。そして、事前にググっていてよかったが、予定していた毛無し峠のルートはまだ冬季閉鎖されていたため使えないことが判明。最終日どうなることか。

4日目の走行記録:65km、1649mup。

以上、次回は帰宅編(最終日)へ続きます。

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