選手を見れば分かる!?指導者の指導の質
Hola! 今回は指導者の指導の質が選手を見るだけで分かるというお話をしたいと思います。
指導者は選手の鏡とよく言いますが、実際にこの言葉は確信を突いていると自分は思っています。
スペインにサッカー留学に来る選手たちを見ていても、その選手がどのような指導を受けているかが大体分かります。
なぜ、選手を見るだけで、その選手の指導者の指導の質が分かってしまうのか。
それでは見ていきましょう。Vamos!!
選手の口癖
選手のプレー中の口癖というのは指導者が指導する時に良く口にする言葉だと思っています。
選手がミスをした時あなたはどんなコーチングをしますか?
例えば、良い指導者というのは良く褒め、ミスには的確にアドバイスし、暴言を吐いたりしません。
そのような指導を受けた選手は、チームメイトをけなしたりせず、仲間がミスしても「ドンマイ」と声掛けし、次のプレーに集中します。
逆に悪い指導者というのは、ミスを強く指摘し、「○○するな!」と怒鳴ったり、選手に下手くそなど暴言を吐いたりします。
すると、選手はチームメイトがミスをした時は「ちゃんとやれよ、下手くそ」など仲間をけなす発言をする事が多くなります。それによりチームの雰囲気を壊してチームの輪を乱しかねません。
指導者の口癖は選手の口癖になります。気をつけましょう。
選手の口癖2
スペインにサッカー留学に来る選手で試合中に「もっとやれ、負けるな、そこプレッシャーいけ」など精神的に味方に指示する選手を多く見かけます。
そんな選手を見ていると、指導者があまりサッカー知らない、分かってないのかなと僕は思ってしまいます。
精神論で指導するのは悪い事ではありませんが、スペインの選手、監督はもっと戦術的な声掛けをするイメージがあります。
例えば、「右サイド切りながらプレッシャー行け、ファールなしでプレッシャー行け、ボール奪った後はセーフティーにパス出せ、ゾーン変えろ」など、1つの指示でも具体性があります。
もちろん、上記の文章はスペイン語では日本語より短く言えるので試合中でも使えます。
最後に
このように、選手を見るだけで、どんな指導をされて来たのか指導者の質までもが分かってしまいます。
指導者の特徴は人それぞれ違いますが、選手が外に出た時に指導者の質まで分かってしまうと考えると、普段指導の時に使っている言葉などを改めて見るのもいいかもしれません。
指導者は選手の鏡
この言葉を意識しながら指導してみて下さい。
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