UNTITLED
コミュニケーションの不和
殻を閉じ自ずから世界を遮る姿
素っ気ない空返事
リピートする時間何を思い考えたらいいのか
答えを見失っていると雨が降り出した
生暖かい風が荒れるであろう天候を予感させる
PM8:52君の求めが解らずこうして綴る
不安に苛まれ苦慮している事だけが解ったままに
悪戯に時計の針が音を立てる
情緒の機微に敏感になり過ぎた身体が重く
ソファに沈んだ
このまま微睡み明日へ時間を飛ばしたい
もしかしたら明日も不要とさえ感じてしまう
愚かしくも蛇足たる思考を巡る
このまま夜が更けてゆく