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ルールを守るタイプ、ルール破りするタイプ

確実にルールを守るタイプ

ESTJ

最もルールに厳格であり、ルールが全てといったタイプだ。ESTJは、ルール破りを非常に嫌い、何が何でも守ろうとする。自身が守るが故に他人のルール破りが許せずについつい説教してしまう。これにより、対立することもしばしばだ。というか、ESTJが起こす対人トラブルの大半はルールや常識を巡ったものだ。これ以外に原因はほぼない。ESTJは、好き嫌いもほとんどない部類だし、過去をほじくり返して咎めるような趣味もない。ESTJは、無法地帯ではめっぽう生きていけないだろう。

ISFJ

ISFJもまたルールを確実に守るタイプだ。というよりもルールを破らないタイプだ。理由はいたって簡単だ。ISFJにとってルールを破る意味を見いだせないからだ。自己主張がほとんどなく、集団の和を重んじるこのタイプは、ルールを破るという概念が存在しない。したがって、本人は当たり前にルールを守っているつもりでも、傍から見ると結構すごいことだったりする。非常に世間受けのいいタイプだ。

ISTJ

ISTJもまたルールにシビアだ。ISTJにとってルールは絶対だし、なぜ破る必要があるのか分からないからだ。しかし、ISTJは意外と持論が存在する。ルールは守るが、常識は守るとは限らない。ルールのように明記されたものは、確実に守るが、常識のような曖昧な概念はISTJにとってつまらないからだ。実際に、ルールを破るISTJは見たことがないが、非常識なISTJはたくさん見てきた。典型的な例は、他人の家に上がり込んだ瞬間、無断で冷蔵庫チェックをした同級生だ。

ルールを概ね守るタイプ

ESFJ

ESFJも本来はルールを守れるし、守ろうとするタイプだ。しかし、これはルール破りの影響力を全く受けていないときだ。ESFJは感情に流されやすい。しかも、どちらかというと自分の感情よりも周囲の感情にだ。つまり、周囲がなんとなくルール破りを助長する雰囲気を出していると、罪悪感を感じながらついつい流されてしまうことが多い。ESFJは、意外と意思が弱いことがあるので、他人の感情や同調圧力とルールとの板挟みにされやすい。ただし、ほとんどの場合、罪悪感は感じているようだ。SJ型は総じてルールに強い!

ENFJ

ENFJもルールを守るタイプだ。ルール破りなENFJをみたことはない。しかし、意外とルール破りを見落とすタイプだ。信念が強いので、自分はどんな状況でも守り抜こうとするが、他人のルール破りを発見しても、黙認したり、そもそも見落としてたりする。ENFJはかなり騙されやすいので、この点は要注意かもしれない。

INFJ

INFJもルールはしっかり守るタイプだ。そもそも常識という概念で生きているし、ルール破りは論外だと考えているためだ。INFJがルール破りをするところは想像もできないし、見たこともないが、SJ型の遵法意識が飛び抜けて高いので、あくまでもそこと比較した場合の立ち位置にすぎない。

ISFP

ISFPはルール破りを犯さない。ISFPは非常に大人しく、自ら物騒なことを起こそうと思わないし、そもそもそこまでの行動力がない。ただし、あまりルールを好むタイプではなさそうだ。やはり、自由が一番だと考えている。

そこそこルール破りするタイプ

ESFP

ESFPは若干ルール破りをしがちだ。ESFPは、行動力が凄まじいので、制限や決まり事といったものを退屈に思う傾向がある。勢いで破ってしまうタイプだ。ただし、人情はあるので、誰かを傷つけるようなルール破りはしない傾向にある。しかし、その場の本能で行動した結果、周囲に迷惑をかけることはありそうだ。

INFP

INFPもルールはあまり好まない傾向にある。概ね守る傾向にあるが、自分にとって一切納得できないルールは破るかもしれない。ただし、ルール破りをするINFPを見かけたことがないので、一概にルールを破るとは言い切れないかもしれない。

INTJ

INTJはルール破りしがちだ。最も全般的にルール破りには厳しい。他人がルールを破ることは許せないためだ。しかし、本人にとって納得できないルールは破りがちな傾向にある。いわゆる謎ルールみたいなものをINTJが守るとは考えにくい。どちらかというと、自ら論破しにいって、法律を変えるか無効化する役割だろう。一度、守らないと決めたルールは一切守らない。

日常的にルール破りするタイプ

ENFP

ENFPは非常にルーズな性格だ。もちろん、ルールなど守るはずがない。持ち前の遅効癖に表れているように、ルールを破ろうとするというよりかは、気づいたらルールを破ってしまうタイプだ。悪意がないので、余計にクセが直らない。ENFPは、F型にも関わらず、空気を読むスキルを欠いていることが多く、本人も自覚しないまま非常識な行動をとっていることが多い。気づかずに立ち入り禁止区域に入ったり、悪意なく列に割り込んだりは日常茶飯事だ。また、ルールは守ろうとしても、約束は破りやすい傾向にある。全体的にその場しのぎでいい加減な行動を取りがちなので、信頼関係という意味での人間関係には弱い傾向がある。前に話したことを忘れてしまい、一貫性のない行動を取ることも多めだ。
また、自身の不安定な感情に流されて、ルール破りすることも多い。とにかく、感情のコントロールが苦手なこのタイプは、その場の感情に流されて行動するため、不機嫌になった勢いで一線を超してしまいやすい。気に食わない相手を徹底的にいじめたり、わざと挑発的な態度をとったりしがちである。総じて、ENFPはルールを守ろうとするものの、結果的に守れないことが多い。

ISTP

ISTPも過度のルール嫌いだ。基本的に束縛や制限を嫌う性格であるため、「ルールは破るためにある」タイプの典型例だ。ルールを守ろうとするよりも、いかに怒られることなく楽してルール違反するかを考えがちだ。

INTP

INTPは、自分に甘く他人に厳しい性格だ。よって、自身がルールを守ることはかなりバカバカしいだろう。他の人が守ってさえいれば、自分くらい守らなくても平気だからだ。また、INTPは飛び抜けた論破力と速すぎる頭の回転で、ルールを打破しようとする。ルールを守らない理由ならいくらでも思い浮かぶからだ。実際に、ルールについて話し合う場ではかなりの確率で文句言いなことが多い。ルールという言葉を生理的に嫌うタイプだ。

ESTP

ESTPは最もルール破りをしようとするタイプだ。ルールは基本的に破るためにあるし、何と言ってもそのルール破りが面白いからだ。ESTPは、あえて気に食わないルールを変えようとせず、現存させておいて誰よりも破ろうとする。快感からルール破りするタイプだ。そもそも、ESTPにはあまりこだわりや好き嫌いがなく、そのルールが気に食わないから破るというよりかは、単純にルールを破ること自体が面白いからだ。ルールが全くない環境に置かれると、意外にもつまらなく退屈してしまうだろう。まるで愉快犯のようだ

ルールという概念に反抗的なタイプ

ENTJ

この類は、今まで挙げてきたタイプとは一線を画している。ルールを破るというよりかは、ルールと言う概念に疑問を持ち、結果的に守らなくなるタイプだ。ENTJは、なぜこの法律があるか?を自動的に考える思考回路なので、納得がいけば何が何でも守るし、納得できなければ、決して守ろうとしないだろう。自身が納得したルールを守ることはもちろん他人にも強要する。そのルールは絶対的に正しいからだ。ルール破りを咎められているENTJほどめんどくさい相手はいないだろう

ENTP

言うまでもなく最もルールに反抗的なタイプだろう。「愉快なルール破り」というあだ名がつくほどに、ルールに反抗的なため、気に食わないルールは即変えようとするだろう。ENTPにとって伝統など一切関係ないからだ。そもそも、ENTPは全タイプで最もルールという概念を嫌う。ルールという名目の中にある文書は基本的に敵だと認識している。仮に、自分自身の持論の中にある概念だとしても、それが法律化された途端、反抗的な態度を示すだろう。ESTPとの決定的な違いは、ESTPは、「ルールを破りたいから破る」のに対し、ENTPは、「ルールを守るのがバカバカしいから守らない」といったところだ。つまり、道徳心が欠けているのがESTP、規律性を欠いているのがENTPといった具合だ。実際に、ルールに従順なENTPを見たことがないし、表面上は守っていても、できれば従いたくないという意志を心に秘めている。スキあらばルールを破りにいくタイプだ。

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