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メンヘラの原理をmbti式に考えてみた!

はじめに

現在、かなり浸透している言葉の一つであるメンヘラ。一方で、メンヘラという言葉への意味は正しく理解されていない。しばしば、うつ病や豆腐メンタルと混同されがちである。メンヘラ、うつ病、豆腐メンタルの3つは全て似て非なるものだ。今回は、この点を詳しく語っていきたいと思う。

T型原理との関連

これらの違いを語ることは難しいが、最も語りやすいのは、T型的な価値観との比較だ。いわゆる、論理や競争、正論についてどう捉えるかが一切異なる。いい反応をしないという点は同じだが、あまりにも広範すぎる。端的に解釈すれば、T型を受け入れられない状態をうつ病、T型への免疫が低い状態を豆腐メンタル、T型の価値観が乏しい人間をメンヘラと呼ぶことができる。メンヘラとその他のハッキリとした違いは、状態ではなく、元からそのように構造されている点だ。先天的か後天的かは関係なく、価値観そのものを一転させなければどうにもならない状態だ。違いを今から細かく話す。まず、うつ病から話そう。これは、T型的な価値観を完全に拒絶した状態で、全く受け入れ困難な状態だ。よく、うつ病は頑張りすぎた人がなる病気だとか、真面目な人ほどなりやすいとか言われることと相関がある。普段は、別にT型と同じ動きができるし、言い方さえ問題なければ、こういった価値観も容易に受け入れられるが、この時点では受け付けられなくなっているのだ。感情をコントロールし、平常運転しようとし続けた結果、プツンと切れたように脱力した状態だ。この状態で、論理的な話をしても、余計に悪化させるだけで完全に逆効果なので、多少、論理的側面が欠如していても、情緒的な措置を取るに限る。自身も2年前、うつ病一歩手前のうつ状態と診断された。診断された小児科の先生はいかにもなINTPで、かなり激しい説教と理詰めを受けてしまい、余計に立ち直りが難しくなった。その後、周りの人から論理的側面の抜けを受け入れてもらっていることに気づいたときから立ち直りが可能となった。この状態の最強の特効薬はF型の心の底からの優しさ以外にない。うつ状態は誰でもなりうる状態だ。条件が悪ければ、本来回復力がある人でもなりかねない。実際に、私はそれまでもつらい経験は幾度となくしてきたが、ここまでへこんだのは2022年が初であり、それ以降は今のところ経験していない。次に、豆腐メンタルについては、T型への免疫が非常に弱い状態だ。自身もあるときまではこのような状態の時があった。要するに、批判にめっぽう弱く、ちょっとしたことでも気になってしょうがない神経質な状態だ。これはどちらかというと各タイプのハイフン後のAもしくはTで、Tの割合が高い人に当てはまる。ここは、生きやすさに強く直結する部分で、T型の性質をも打ち消してしまう。話を戻すと、豆腐メンタルの人は、これまで簡単なことや生ぬるい経験しかしておらず、難しいことへの挑戦をかなり恐れている傾向にある。免疫が弱く、受け入れることが難しいので、受け入れようとしては、自身を苦しめてしまうループに陥りやすい。しかし、あえて苦しい努力をすることで、成長できる可能性がある。自身も、努力を覚えてからここを抜け出すことに成功した。最後に、メンヘラに関しては、T型の価値観に乏しい状態だ。正論や道理を一切受け付けられず、その場の感情に振り回された非合理的な行動を頻繁にとってしまう。もはや、どうしようもない。ここまでまとめると、メンヘラの原理は生まれつきF型の性質が異常に強すぎた人間の特色だ。これ以外にはあまりない。感情論ばかり語る人間がめんどくさいと言われるし、メンヘラにも当てはまるが、どちらかというと豆腐メンタルのほうが頻繁に口にする傾向にある。メンヘラは感情論を語るというよりも、察してといった雰囲気が強めである。

mbti別のメンヘラ特徴

FP型以外

実は、メンヘラの大半はFP型だ。FJ型やT型にはかなり少ない。というか、T型は、うつ病や豆腐メンタルはいても、元来のメンヘラはいない気がする。FJ型もよほどこじらせたタイプ以外はあまりいるように思わない。FJ型は論理的な話をあまり好まないが、必要があれば、一応通じるからだ。

ESFP

ESFPのメンヘラは見たことがない。今のところ見たことがないが、おそらく知らないだけでいる気はする。ただし、ESFPはF型だとトップクラスのメンタルなので、あまりメンタルをへこませにくいだけで、論理的な側面をガン無視したタイプはいる気もする。ちょっと分からん…

ISFP

ISFPにはかなりいる。特に、現代のISFPは、かなりN型特有のメルヘンさに憧れる傾向があるらしいので、こじらせ系として多そうだ。実際に、ISFPは、感情の波を起こしやすく、ストレスから体調を早々に崩しがちなので、かなり多いかもしれない。とにかく、ISFPの一部はいつも元気がなさそうだ。

INFP

こじらせ系のメンヘラといえばの代表格だ。というか、メンヘラの大多数は、XNFPだと考えられる。XNFPの為にネット上で作られた気すらしてくる。INFPがメンヘラ化すると、とにかくめんどくさい。
異常なほど感情的になり、終わりのない怒りを永遠とぶつけてくる。もしくは、こじらせ系をあざとくアピールし、異性からお金をだまし取るなどの、迷惑系インフルエンサーや犯罪に手を染めるタイプまでいそうだ。事件性も否定できない。過去に、このタイプのメンヘラにターゲットにされたことがあるが、攻撃するためなら手段を選ばない徹底っぷりがあったので、事件性はかなり高そうだった。

ENFP

最も多いと考えられる。ENFPの大半は躁鬱気味なので、もともと、情緒不安定で、感情的になりやすいのに加え、かなり防衛本能が強めなので、すぐにこじらせがちだ。私の知り合いに、メンヘラの代表格的存在がおり、2ヶ月ほど関わりがあったが、その人だけでメンヘラを語れそうだと感じた。基本的に、事実無視で推測が多く、それですぐへこむ。いつも涙目でいきなり怒りの感情もやってくるので、突然の変化に周囲が驚く。実際に、号泣してしまったこともある。1時間以上泣きやまなかったし、その後もずっとふてくされていた。見るからに儚い印象で、頻繁に調子を崩す。そして、病んでたという言葉を頻繁に使い、まともに人生を楽しめていた時期がなさそうだった。人の悩みを軽視してはいけないが、結構ありがちで、自分なら一切気にしないことでももう病んで立ち直れない様子だった。ENFPは表向きは社交的なので、その人もコミュ力おばけという評判持ちだったが、仲良くなるとかなり困惑することが多かった。

まとめ

今回は、このように解釈させてもらった。ちなみに、完全に人生経験が浅い人間の持論なので、疑問や間違いがあったら、遠慮なく教えてほしい。間違いには早く気づきたいからだ。というわけで、メンヘラの原理は、F型(特にFi)の性質が強すぎるだけで、ネット上で騒がれているほど複雑な問題ではない。よほど、うつ病のほうが複雑な要因が絡んでいて、本人も予期せずなっていることが多い。FとTは最もバランス感覚が求められる箇所なので、これを参考にバランスをとっていきたい。

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