内向的とシャイの違い!
そもそも内向的な人と、シャイとは意味が違う。
もちろん、内向的な人がシャイであるという場合もあるが、全く関係がない。
想像がつくと思うが、内向的な人は物静かで、口数も多くはない。
質問されたり、何か言われたりした時に、言い返すのが遅いため、周りは恥ずかしがっているとか、シャイだと思い込んでしまう。
また、周りがそう思うことによって、本人は自分が話すのが得意ではないと思い込むようになる。
だが、内向的とシャイは、その原因が違う。
内向的な人は、よく考えてから話す傾向があるためシャイに見える。
内向的な人は、外向的な人のように勢いで答えたり、反射的に返事をしたりしない。
また、周りに人が色々話している時にも、一歩引いてそれをじっくり聞きながら考えている。
その考えている時間が話している時間よりも長いので、周りからはシャイに見えるということ。
内向的人間の研究者も、内向的とシャイは違うと言っている。
内向的な人は、外から入ってくる過度の刺激を避ける傾向がある。
なので、周りから色々言われるよりも、自分の頭で考えて結論を出すことに長けている。
それに対して、シャイというのは社会的な拒絶への恐れが作り出すもの。
つまり、自分が何か発言すると否定されるのではないかと恐れるがゆえに、話さないのがシャイな人である。