古代ギリシャの思考法!
弁証法は、古代ギリシャから使われてきた思考法の一つで、ドイツの思想家ヘーゲルによって定式化された。
高校生の時に倫理などの授業で習った人もいるだろう。
弁証法は次のように思考を進めていく。
①テーゼを考える
まずは、物事のメリットやポジティブな側面について考える。
②アンチテーゼを考える
物事のデメリットやネガティブな側面について考える。
③ジンテーゼを考える
テーゼとアンチテーゼを合わせて、新しい解決策を生み出す。
一般的には、物事のメリットとデメリットの両面を検討し、その上でメリットだけを活かす方法を考えるのが普通。
しかし、弁証法では、メリットとデメリットをどちらも取り込むことで、もとのアイデアよりよいものを目指すのが大きな特徴。
哲学の世界で、アウフヘーベンと呼ばれる状態である。