実はキャリアの8割は〇〇で決まる!
自分の人生の何割が運で決まると思うか?
成功者の約80%が自分が成功した理由は、思いがけない偶然によってもたらされたものであると言われている。
当然、多くの成功者が現代でいうと電気自動車のテスラモーターズのイーロン・マスクや、スターバックスのハワード・シュルツのように、才能に恵まれていたとか、成功するまで寝る時間も惜しんで死ぬほどハードワーカーだと思っていたら、そうではなかった。
それを計画的偶発性理論(プランドハップンスタンス)と名付けられたわけだが、これは簡単に説明すると、人間一人一人のキャリアの8割は偶然、たまたま起きた出来事によって決定される。
であれば、その偶然を計画的にデザインしていけば、自分のキャリアもよりよいものになっていくだろうという考え方である。
かつての日本のように、終身雇用制や年功序列制の時代ならまだしも、現代にように世情が目まぐるしく変化する時代になったら、あまり綿密な将来設計をしたり、自分の将来設計にこだわることは、危険で現実的ではない。
自分の夢だとか、目標にこだわるあまり、それに関する職業や仕事しかないと考えるということは、それ以外の可能性を消してしまうことに他ならない。
計画された偶発性理論では、どっちみちキャリアの8割が予期できない偶然の出来事や人との出会いで決まるのであれば、その偶然が起こることをただ漠然と待つのではなく、自分から積極的にアクションを起こす。
つまり、試行回数を増やしつつ、さらにその精度を高めていけば、自分に起きた偶然をよりよいステップの機会に変えていくことができるわけである。