人生何が起こるか分からない

エステル・ゴランタンさんというお婆さんがいました。

彼女は街でたまたま『イディッシュ語を話せる老婦人求む』という映画の出演者募集のチラシを見つけました。

ゴランタンさんは別に演技の勉強などしたことはありません。

しかも、この時85歳。

いくら老婦人と言っても、無理があると思うはずです。

でも、彼女は応募しました。

そしたらこれがオーディションで受かってしまい、その後アビル映画祭で最優秀女優賞に選ばれてしまったのです。

その後も映画のオファーが続々来ました。

彼女は戦争中に収容所に入れられた時期もあったくらいで、波乱万丈な
人生を送ったのですが、本当に何が起きるか分からないものです。

女優や芸術家に限らず、『求人情報を見る』というのも自分の可能性を引き出す一つです。

自分の持っている隠れた可能性を見出すために、何か世の中に働きかけることがあったとしたら、それは全部『応募』です。

それこそが自分の人生を変え得る大きな力を持っています。

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