嫌われない努力はコスパが悪い!
嫌われないために一生懸命努力をしたり、あまり目立たないようにしたり、とにかく誰かに嫌われないように努力する。
大人になると、当たり障りのない言動をする。
人が他人に好かれる時は、だいたい同じようなポイントで好かれる。
例えば、とても人柄のいい、親切な人がいたとする。
その人は、「親切でいい人だね」と色々な人に好かれている。
つまり、その人が好かれるポイントはだいたい同じ。
人に好かれたいと思うなら、親しい何人かに自分のことを好きなポイントを訪ねてみるといい。
そして、親切だからとか、努力家だからという共通点があれば、それを前面に出して、もっと伸ばしていけば多くの人に好かれるようになる。
ところが、嫌われる理由はそれぞれ異なるので、対処するのはとても難しい。
たとえば、ある人は自分のガサツなところが嫌いだと言う。
また、ある人は時間を守れないところが嫌いだと言ったり、言い方が強すぎるから嫌いだと言うかもしれない。
嫌われる理由は多過ぎて、全てに対処することはできない。
つまり、私達が嫌われないように努力することは、とても非効率で、すごくコスパが悪い。
自分がどういうところを評価され、好かれているのかを考えて、そこを前面に出してプレゼンしたり、能力を伸ばしていく努力をしたりする方が仲間を作りやすいといえる。