自分の強みの探し方
誰もが特徴を持っています。
特徴が全くない人がいたら、そのこと自体がレアな特徴です。
特徴があるということは、必ず強みと弱みを持っているということです。
自分の強み探しにおいて大事なのは、他人との比較ではありません。
自分の中の相対的な好き嫌い、あるいは得意不得意の比較から導き出します。
優秀な集団の中にいると、劣等感ばかりが芽生えてしまって、常に他人との比較の中で、自分自身の傾向を意識できない人がいます。
それは非常にもったいないことです。
自分に合ったキャリアを選択していくためには、自分自身をしっかり分析することが不可欠です。
自信の強みを知るにはどうしたらいいでしょうか?
自分の好きな行為、あるいは得意な行動の中から探すことです。
何十年も生きていたら、その人の強みは必ず好きなことの中に埋まっています。
好きな行動をどんどん書き出してみてください。
自分一人でやると煮詰まることも多いので、出来れば近しい人と一緒にすればいいでしょう。
そうやって書き出した自身の好きな行動を眺めながら、それらの行動に内側にある自分自身の能力やスキルが何であるかを考えてみるのです。
行動レベルで書き出したものの中には似通った好きなことのグループがあるはずです。
それらに共通する特徴、それが自分の強みです。
その特徴をどう定義するかによって、役立ち方が変わってきます。
強みは認識しないとフル活用できないので、自分でよく認識してやることが重要です。
自分の強みを軸に投資しながら、貪欲に経験を求めて、選んだ職能を縦に伸ばしていくのです。
キャリアは他人との競争に見えるのですが、長い目でみるとそうではありません。
自分自身の持って生まれたものをどれだけ引き出せるか挑戦し続ける旅のようです。