人間関係が崩壊してしまう人!
コミュニケーション能力に自信がない人の方が、本当はコミュニケーション能力が高い。
能力が高いゆえに、相手のことを気にかけて空気を読もうとするため、コミュニケーション能力が低く見られる。
正確に言うと、自分の本心を隠して表面上は相手に合わせて会話しようとするから、逆にコミュニケーション能力が低いように見られる。
人は相手が間違ったことや自分の意見とは異なることを言った時に、それを相手に伝えて機嫌が悪くなると困るから、あえて批判はしないようにしようと思うもの。
あるいは、いいアイデアを思い付いても、自分が発言すると周りが引くかもしれないから黙っておこう、というようなことを考える。
では、自分が思っていることを言わないコミュニケーションをする人と、きちんと言うコミュニケーションをする人のどちらが、人間関係がよくなるのだろうか。
アメリカの大学の研究によると、自分の気持ちを隠して嘘を付いたり、自分の気持ちや言いたいことを言わずにコミュニケーションをしたりすると、人間関係は逆に悪くなる。
正直にコミュニケーションをした方が、人間関係は良くなる。
自分を偽り、自分が我慢して、言いたいことを言わずにコミュニケーションをした方が人間関係をうまく築けると思いがち。
ところが、実際の相手との関係や長期的な関係を見てみると、言いたいことを言わない人は人間関係は崩壊してしまう可能性が高い。