いいところを見つけて褒める
アンドリュー・カーネギーを知っていますか?
鉄鋼業で大成功して、カーネギー大学やカーネギーホールを作った人です。
カーネギーは小さい頃、たくさんウサギを飼っていました。
そのウサギの餌を集めるのに、一人では無理だったので、他の子供を使ったのです。
そこで、カーネギーはウサギの餌をたくさん持ってきた子供の名前をウサギに付けました。
こんなことをされたら、子供はすごく嬉しいのです。
人は自分の名前をすごく大事にします。
だから子供たちは、どんどんウサギの餌探しをしたのでした。
しかもこの方法を、大人になってからも使いました。
同業者をどんどん合併、吸収して会社を作ったのですが、その時相手の会社の名前を残すようにしました。
そうすれば、合併相手も頑張って働きます。
カーネギーは、人のいいところを見つけて褒めるのが誰よりも上手だったため、鉄鋼業で大成功したのでした。