ざらめ

活字中毒。最近読むのはマンガばかり。明るく、楽しく、誰かに寄り添う物語に惹かれます。 …

ざらめ

活字中毒。最近読むのはマンガばかり。明るく、楽しく、誰かに寄り添う物語に惹かれます。 文房具と美術館とライブと映画とハーブティーが好き。人に伝えるための文章を書いています。 夢は余生で小さな美術館をひらくこと。棺桶に入れたい1冊はやっぱり『星の王子さま』。

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    美術館の特別展に行ったお話です。

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20190611 ALL REVIEWSにイベントレポートを掲載いただきました。

『名著はなぜ、時を超えて私たちの胸に響くのか?』というタイトルで、 鹿島茂先生・内田樹先生・秋満さんの対談イベントレポートを書きました。 サルトルとカミュ、とっつきにくいテーマのように見えますが、先生の切り口が分かりやすく、とても面白かったです。名著は、どんな時代であっても人間の深層に眠る気持ちに寄り添うものではないかと考えます。 私は書きたくて書きたくて仕方なくて、けれども書きたいことが「自分のこと」ではなく、何かを客観的に見て聞いて綴ることが好きです。エッセイストでは

    • 20190609 ギュスターヴ・モロー展~運命よ、こんにちは

      パナソニック汐留美術館の 「ギュスターヴ・モロー展ーサロメと運命の女たちー」に行ってきました。 展示終了間近ということもあり、まさかの入場制限。40分くらい並ぶことになり、PCを持ち歩いていたので会場に入るころにはすでにくたくたでした。あさイチでの来場をおすすめします。 運命の女性って?この企画、導線がわかりやすくて、丁寧につくられていたのが印象的。 ・冒頭にモローの人となりと、最愛の妻の存在を見せる ・そのあとすぐ、「サロメ」をたっぷり余すところなく見せる ・さらに「

      • 20190127 理想を語るには力が必要か?

        元ネタは、マンガのほうの「封神演義」です。 事あるごとに思いだすんですよね、物語の序盤の序盤で主人公サイドがぼろぼろに負けてしまうシーンで「理想を語るには見合う力が必要だ」って相手から言われるくだり。 私はとても素直じゃない。なので、見合う力を付けたころには、理想を持ってても目の前の欲におぼれたり部下コントロールに夢中になって、もうすでにすたれている国に固執してしまう聞仲さんのようなROUGAIになりはてるかもしれない、って思うこともあるんです。理想を語らせないのは、自分

        • 20181203 冬の風物詩である家事について

          冬が来た、と思わずにはいられない家事がある。 それは、通勤着に電動毛玉クリーナーをかけること。 だいたい、週末・日曜日の夕方にそれをしている。 冬に着る洋服は、どうしても毛玉ができてしまう。 セレブが着るような高級ブランドアイテムは、そもそも洗うことを目的として作られていないなんていうが、こちとら庶民である。庶民の中でも、生活費の配分を衣類につぎ込まないため、ものによってはアクリル100%のニットにも手を出してしまう。こちらは「安値のため」洗ったり長く着たりなんて考えられ

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