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賞味期限、残り1年

【食事】
 きっかけは何だったか思い出せないが、原液を割って飲むタイプのカルピスを手に入れた。桃味。これが桃の汁飲んでいるみたいにトロトロで本物の桃の風味に近くて昇天するほど美味しい。桃の汁をガブガブ飲めるなんて贅沢だ。そして驚いた。なんと私の頑固な便秘が改善したのだ。私の便秘は物心ついた時から酷かった。何故か便意というものがあまりなく、1週間くらいそのままにしていることも多かった。無理が祟って、中学生の時に便秘で救急車に運ばれた。危うく腸が破裂するとこだった。病院で浣腸を処方された。中学2年生の私、尻の穴の位置など意識したこともなく、怖くて母にお願いしていた。当時の私は母に尻を見られることよりも、自分の尻の穴の位置を知ってしまうことの方が怖かった。その後も工夫はするものの便秘は解消せず。何回スマホで「便秘 解消」で調べたことか。爪先立ちも、ツボも、腸もみも慢性的な便秘が解消することはなかった。そんな私の人生にカルピス様が登場した訳である。私の体質に合っていたこともあり、便意も湧くし、スルスルと排出される。感動。しかしカルピス様は控えめで謙虚なのか、桃カルピスや便秘改善など主張せずひっそりとスーパーに佇んでいる。もっと声を大きくしませんか!?いや人気が出過ぎてヤクルト1000のように買えなくなるのは困るが、やはり好きな商品は売れて欲しいし、儲かって欲しい。なので、原液カルピス、おすすめです。

 この国の大半の人がそうだと思うが、私も例に漏れずながら食べをしている。テレビやYouTubeなど見ながら出ないと1人で食べる時落ち着かない。と思っていたのだが、ふと思い、スマホを閉じてエビフィレオを食べてみた。エビの味、衣の食感、バンズや具材との相性が繊細に伝わってくる。いつもの1.5倍美味しく感じる。これはながら食べをやめた方がいいのかもしれないと思い始めた。そしてながら食べをしている時は、その時の味をほとんど感じていないことに気づいた。大好きな食事をカロリー増加というリスクをとってまで選択しているのに、何も記憶に残っていないなんて勿体なさすぎる。そこからながら食べをゆっくりやめていって、最近はほとんどやめている。たまにアニメを見ながら、アイスを食べていいとこどりしようとして失敗することはあるが。

 好きな食べ物は何ですか?と聞かれた時は基本的に「餃子」と答えている。小学生の時はカルボナーラと同率1位だったが、油・にんにく強し。餃子が勝った。けれどかつてのカルボナーラのように今も同率で1位ものが他にもある。それが「甘いもの」だ。なぜそれを回答しないのかというとまず「甘いもの」はざっくりしすぎている。「甘いもの」で1位はないのかというと、それはある。あんこだ。でもあんこ「が」好き。というより、あんこ「も」好き。なのだ。他の甘いもの全般を無視したまま答えられない。なので「餃子」と答える。余裕があったら「甘いもの」と付け足してみるが、この説明を全部することになってしまうので控えている。


【イラスト】 
自分のイラストを描き始めて、原画販売をしようとした時にまずこの問題にぶち当たった。そしててありがたいことに数人からそれを求められるようになった。サインである。サインなんてそんな大それたものを・・・という気持ちである。小学生の時に遊びでサインを考えたりもしたが、今改めて考えるのは何だか気恥ずかしい。なるべくシンプルだけど凝っている、しかしわざとらしくないもので、と考えていくと難しい。1回決めたらあまり変えない方がいいと思うので、慎重にいきたい。いや慎重にいくどころか踏み出してすらいないのだ。本日24歳になりましたワタクシ。やはり大の大人がサインを書いては試し、書いては試しというのはやはり、は、恥ずかしいです・・・。


【音楽】 
 プレイリスト、みなさんどう使っていますか?私は基本的に季節で分けています。季節で分けるといっても夏ソングとかを集めていると言うよりは、その季節にハマっている曲をプレイリスト「夏」に入れるという感じです。去年の春から始めたので、ようやく1年分揃いました。「春」「梅雨」「夏」「秋」「冬」。すると不思議なことが起こります。別な季節のプレイリストの曲を聞いた時その時の気温や匂いをブワッと思いだすのです。この原理を応用して旅行に使っています。旅行をする時、テーマソングやテーマアーティストを決めるのです。そうすると旅先の気温、空気、雰囲気が思い出され簡単にトリップできます。なので私にとって藤井風の曲は北海道だし、N'夙川BOYSの「路地裏BE-BOP〜憧れの夙川スタジアム」は長野県です。

【終わりに】
24歳を迎えたので、何か記録に残ることをしたいなと思って書いてみた。ひと昔前は女はクリスマスケーキに例えられ、24と25の間は緊迫したものだったのでしょう。それに比べてのほほんと生きている私の生活ぶりよ。ここ数年は毎年全然違う私がいてどれもいい方向に向かっていて、生きやすくなったなと思う。これから私はどうなっていくのか。先のことは、先の私に任せるつもりでいるので、24歳もどうぞよろしく。

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