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2024年11月、在宅診療始めたら、描きたいことが沢山転がっていた
デンマークから帰国して早9ヶ月。
1月に第二子を産んでから、たったの5週間後には(ハワイ経由で)日本に帰国し、新生児のお世話と新天地への引越しと、約15年ぶりの車社会への適応、そして2年半ぶりの臨床復帰…と怒涛の環境変化の波を乗りこなしていたら、あっという間にもう年末が見えてきた。去年の今ごろは、大きなお腹を抱えてチボリ公園のクリスマスデコレーションを横目で見つつ、コペンハーゲン駅の前を通ってベビーカーを押しながら帰路に着く日々を過ごしていたなんて。あれは夢だったのかな?と夫とたまに確認し合ったりする。
デンマーク渡航のために臨床をいったん休んだ2年半前、私はコロナ禍で妊娠発覚と同時に始めた後期研修を産休を挟んで二年間なんとか終えたところだったけど、もともと臨床や勉強に苦手意識がある上にモチベーションの高い周りの環境に圧倒されて、初めての妊娠•出産•育児に翻弄されて、自信というものが人生で最深のところまで落ちていた。なので2年半ぶりの臨床復帰というやつに心底ビビってたのだけど、新しい職場は想像していた以上に良い環境だった。
7月から10月までの4ヶ月間の平日日中は主に病棟で過ごしていた。家事育児とパートナーシップ、業務と勉強などのバランスに悩みつつも、やれることはやったという感じ。
そしてとうとう11月から、待ちに待った在宅診療のローテーションが始まった!まだ始まってから二週間だけど、システムや診療スタイルの違いに翻弄されながら、患者さんにとってアウェイである病院ではなく「(文字通り)ホーム」に入らせてもらう在宅診療の面白さを感じ始めている。
病院で出会う患者さんとの違いは色々あるけど、 たびたび私の心は「ウッ」となっていて、それをもう少し言語化したいと思ってる。同時に、この気持ちを解消すべきなのか、しなくて良いのか、どう扱うべきなのか、についても人に聞いたり自分で考えたりしたいと思っている。
そんな事を考えていて、漫画やイラストに描くのは少しハードルが高いので、文章で書いてみます。