やっぱり動いていたい。
明けた!
妻の実家に行って、娘と妻とご両親と年越し。と言っても、年越しの瞬間は(おそらくみんな)寝ていたけど、まー、何にしてもひとり増えて迎えられて、何ともめでたい!お正月でした。本当、娘にも妻にも、そしてご両親にも感謝!感謝しっ放しで、ワタシは、もう差し入れを持って行くぐらいしかないのが本当に申し訳ない。そんな想いが積み重なったのか、2日の夜はトイレと友だちになってしまったけど...
いやー、でもそうなんです。6連休という奇跡のようなお休みがありながら、基本は自宅と妻の実家を往復するのみ。や、もちろん、初詣行ったり、買い物したりはあるんだから、引きこもりでも何でもないんだろうけど。しかし自宅と会社の往復だけだって引きこもりと思っているワタシにとっては、距離が短い分、引きこもりと同じだ。
まー、引きこもりらしく映画もベン・アフレックの『ザ・タウン』、アッバス・キアロスタミの『トスカーナの贋作』(良い!!)、1954年(戦後9年!!?)の『ゴジラ』、年明けはクリント・イーストウッドの『グラン・トリノ』に『アメリカン・スナイパー』そして『がんばれ!ベアーズ』と観たけれど...やっぱり動きたい!と思って無駄に大宮まで行って、無駄にCDを買う。しかし、久々にディスクユニオンに行ったけど、欲しいものだらけでやっぱり毒でしかない!と思いながらレディオヘッドの『ア・ムーン・シェイプト・プール』(やっと!)とファーリーズの『ヘイ・ヴィーナス!』(なんと!中古なのに未開封の新品!?)とスタンゲッツのジョビンとのアルバム(もうすぐ両親が来るから)を購入。3千円も行かなかったのに、何だろう?この罪悪感は。やっぱり妻子持ちだからかな。でもせめて月に3千円くらいは好きなものに使いたい。
しかし、やっぱり動いていたい、と改めて思った。結局買わなかったけど、RiCEという素晴らしい雑誌にも出逢えたしーーKinfolkのデザインが変わってげんなりしていただけに、これは嬉しかった!やっぱりデザインって重要だーーいい音楽はいつだってエネルギーの源だ。もちろん、いいものよりもいい人との出逢いが一番のエネルギーにはなるのだけど。ただやっぱり都内から埼玉に引っ越したのは、思った以上に重い腰を、より重くしてしまっただけに、改めて「住むまちで、暮らす。」という原点に立ち返りたいと思う。それはつまり、引っ越して来たこの場所から改めて始めようということだ。
うん、長くなったけれど、なんだか決意を固めるにはちょうどいい長さだったかもしれない。ということで今年もよろしくお願いいたします。
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