FABHAUS(ファブハウス)はどんな場所?
ファブハウスのメイカー兼スタッフの江坂です。
愛知県知立市にある、FABHAUS(ファブハウス)というFabスペースがどんな場所なのか解説します。
Fabスペースと言っていますが、工作に限らずマルチなスペースになっています。
Fabスペースとは
レーザーカッターや3Dプリンタを備えた、デジタルマシンによる工作ができる工房です。日本を含む世界各地にあります。
工場をリノベーションした建物
ファブハウスは、もともと工場だった建物の内装をリノベーションしてできた場所です。よって形は工場そのまま、内部にも工場のディティールが残っています。
もともと灰色だった外観は、あざやかな黄緑色に塗装されました。
ファブハウスのオーナー加藤さんが、もともと経営していた部品工場をやめてから、持て余していた工場をつかってなにかできないかと思い立ったことから、この場所がはじまりました。
(まだ改装が始まる前のファブハウス1階)
工場は新たなスペースが誕生
ファブハウスのオーナーである加藤さんの意向で、工場にすでにあったアナログマシンを残しつつ、デジタルマシンを追加して新しい場所となりました。
2階の空間はまるきりリビングのように改装され、キッチンやソファもあるイベントスペースになっています。
(改装直後の2階の写真)
1階は床を張り替えて工場のときのほぼそのままで、ボール盤やテーブルソー等のマシンがおいてあります。
(改装直後の1階アナログ工房の写真)
アップデートはまだ終わらない
また、1階にはリビングみたいな部屋があり、ただただ居心地がいい空間になっています。
そのすぐ隣にはクリエイターの作品が展示できるギャラリースペースがあります。
ファブハウスにある設備(抜粋)
デジタルマシン
・レーザーカッター
・3Dプリンタ
・CNC加工機
・カッティングマシン
・UVプリンタ
アナログマシン
・旋盤
・ボール盤
・テーブルソー
・自動かんな
リビング設備
・キッチン
・テレビ
・カラオケ
江坂が関わるようになった経緯と現在
自分は数年前にcre8base KANAYAMAというFabスペースで作業をしているときに、オーナーの加藤さんに声をかけられ、Fabスペースを作るメンバーとしてスカウトされました。
ファブハウスでは様々なクリエイターが関わっており、それぞれが各自の方向を向いて活動をしています。現在は自分もその一人です。
僕は自分が工作をするだけではなくて、ほかの誰かが工作をすることも好きなので、ファブハウスでそのような機会が増えるような活動をしています。
ファブハウスの利用について
ファブハウスは個人の製作のための作業場として、またイベントの会場としてなど、様々な使い方ができます。
興味のある人はTwitterまたはウェブサイトのフォームで江坂まで連絡をください。
Twitter : @esakadaiki
ウェブサイト : http://fabhaus.jp