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学校を飛び出して10 〜5年生・田んぼの学習〜

 まだ肌寒かった5月。吉賀町高尻にある長谷川さんの田んぼでスタートした田んぼの学習。双葉保育所で園児のみんなや地域の方と田植えをしたのもずいぶん前のように感じます。
 今日は、長谷川さんに再度お越しいただき、今の苗の様子を実際の田んぼに行って観察。大きくなった苗を切ってみると、小さな稲穂ができていました。苗の葉の色を見て、どんな栄養素が必要か判断し、肥料を足していくそうです。プロの技ですね。5年生もびっくりです。

 さて、この田んぼ、実は六日市小のある5年生が、おじいちゃんと一緒に作った田んぼです。以前、学校の近くにお住まいのある地域の方が「校長先生。〇〇くんのつくった田んぼ見たかね?すごい装置がついとる田んぼよ。ぜひ見てみんさい。」と教えてくださいました。それは・・・

手作り田んぼと手作りポンプ
用水路から自分の田んぼに水をひくために・・・

 用水路より高い位置に作られた田んぼに水をひくためにどうすれば良いのか試行錯誤してできたこの手作りポンプ。いわゆる「シュポシュポ」(正式名称ではないですね・・・)を活用して水を低い位置から高い位置に吸い上げています。当然、田んぼの水も抜けるよう排水口も備えられています。

 田んぼ作り大ベテランの地域の方が、「ぜひ一度見てみんさい」と言われるのもうなずけますね。すごいですね。
 田んぼの学習の後には、田んぼの近くの畑に大きく実ったきゅうりと枝豆もいただきました。雨の中での学習でしたが、多くの学びを得ることのできた1時間となりました。ありがとうございました。

おっきいきゅうりの収穫です。傘をさしてあげながら・・・

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