6年生「吉賀の未来提案発表会」
2月15日(木)に開かれた「吉賀の未来提案発表会」。六日市小学校の6年生がこれまでの学習をフルに活用して、自分たちのふるさとの未来を思い、提案を発表しました。
当日は保護者の皆さん、「高津川を愛している会」(タカラバ)の方、吉賀高校の先生や吉賀高校魅力化コーディネーター、公民館の主事さんと多くの方の前で提案発表です。町議会議員さんもお招きしていたのですが、当日は残念ならが急な会議が入り欠席でした。ぜひ何らかの機会に子どもたちの提案を聞いていただきたいと思います。
はじめの挨拶の後、いよいよ提案発表がスタートです。全部で5つのグループの提案です。
以前noteにも書きましたが、プレ発表に参加させてもらい子どもたちの思いに触れたばかりでした。しかし、今日はさらにバージョンアップ。多くの「吉賀町を愛する方」の前での発表は緊張感のなかにも「吉賀愛」の詰まった2時間でした。
子どもたちのプレゼン力はさらに向上されていました。スライドの見せ方、資料の提示の仕方、提案理由の説得力。どれをとっても「この提案を吉賀町の未来のためにぜひ実現したい」という思いの強さの現れだと感じました。
さらにうれしかったのは、聞いていただいていたからの発言です。「素敵でしたよ」とただ褒めていただくだけでなく「吉賀体験の1日のスケジュールは季節感がないけど、季節を設定しながら考えることしたのかな?」「◯ページ目の資料の提示の仕方は…」「SNSの発信は僕たちもしているんだよ、これは戦略として行っているよ。」「SNSのターゲットを明確にしている?」「有機野菜のメニューはわかったけど、他の吉賀町の有機野菜にはどんなものがあって、どう使えるの…」「公園はどこがいいの?六日市なら、なぜ六日市なの?」といった、とっても貴重な、そして子どもたちの学びを深める意見を多くいただきました。こういった意見をいただき、さらに自分たちの提案をブラッシュアップすることができますね。本当にありがたかったです。
このような時間が生まれたのは、6年生の「提言力」にあると感じました。これまでの学びが十分に生かされ、聴き応え十分であるので、じゃあもっと良くなるようにしたいという思いが聞いてくださっている皆さんの中に生まれたのだと思います。そして何より6年生の「吉賀を愛し誇りに思う気持ち」が伝わったからだと思います。この思いの詰まった会場であったので誰もが本気になれたのではないでしょうか。
子どもたち、保護者の方、地域の方、みんなで学びあった1時間でした。そしてこの提言を近い将来ぜひ実現してほしい、と感じた1時間でした。