30秒でやる気が出るなら、努力も根性もなしでできそうだな、という期待と共に
やらなきゃ〜〜と思いつつ、やる気が出ない、明日から頑張る!と思いつつ、その明日はいつのことなのかが不明なまま日数だけが進んでいく。
「ダ〜〜イエットは明日から〜」と女の子が歌っているCMがあった。
「あなたの明日はいつですか」というグサリ刺さる言葉と共に。
それくらい、永遠に来ない明日をいつも宣言している。
そんな状態だったので、【何をするにもやる気がでないので 30秒でモチベーションを上げる方法を教えてください・・・】を読んでみた。
簡単と書かずに30秒とあるのが良い
怠け者のわたしにも、30秒なら簡単にできそうと期待を持たせてくれるタイトルに期待大。
わたしの本職はセールスライターなので、こういう言葉は大好物です、はい。
まず表紙に書かれたセリフ。
「今日もまたもったいな時間をすごしてしまってる・・・仕事しなきゃいけないのに・・・」
同じこと言ってる。
ぶっちゃけ毎日言ってる。
午前中は「午後からやる」
午後になると「夜にやろう」
夜になると「明日から本気を出す」
やる気、絶賛行方不明。
まぁそんなことは置いといて。
やる気がわかねーーーという最大公約数
この本は、最大公約数と、最小公倍数が同時に存在する本だった。
最大公約数・・・すべての公約数を約数にもつ公約数のこと。
ここで言う最大公約数は、「やる気がわかねーーー」だ。
多くの人に共通する悩み、やる気が湧かない。
常日頃思ってるばかりか言い訳スキルばかりが上がっているわたしみたいな人だっているはず。
最小公倍数・・・複数ある整数の公倍数のうち最小の自然数のこと。
ここで言う最小公倍数は「やる気を出す具体的な方法」だ。
やる気を出す具体的な80個の方法(という最小公倍数)
これだけあれば思う。
「1個は自分に合うものがあるやろ」
1つのモチベーションアップの方法に対し、4コマ漫画がついている。
活字すら読むのが億劫になるとき、漫画なら読める。
絵って情報量多いし。
見るだけでわかること多いし。
もちろん全部当てはまるなんてない。
でも30秒ならやってみようかな、と思えたので試してみた。
気に入った30秒モチベアップ(一部)
◼️スマホを本気で磨く
無心で磨くのがいい。
鬱には手仕事がいいという説があるけど、手を動かして無心でできるのがいい。
◼️成果を出している人の仕事量を聞く
これって聞いたら凹むことも多いのだけど、実際は聞いたら
「そりゃそんだけやってたら成果出ますよね、わたしそこまでやってないし」ってなるw
そして詳しく聞いたらちゃんとヒントがある。
成果を出していない自分を直視しないといけなくなるけどw
◼️「ワクワクする?」と付箋に書いて貼っておく
仕事に焦っていると、ついなんでも受けてしまうけど。
ギャランティや「ここの仕事とっていると後々プラスだよな〜」で受けると、結局モチベ上がらないまま自分の首を絞める。
ワクワクすることしよう!なんて曖昧な言葉に聞こえるけど、すごく大事。
自分が楽しいと思える源泉は持っておくと仕事がブレなくなる。
◼️友達に電話をかける
定期的に友達と日時を決めて電話で話すのだけど、すごく楽しくて安心する。内容は本当にしょうもなくて、些細なことなんだけど、バカ話ができるって良い。
この前は、「お前は酒飲みだから叫喚地獄(きょうかんじごく)に行く」と言われて大爆笑した。
なんか一人じゃないっていう安心感。
一人なことが問題ではなく、孤独感を感じていることが辛いので、安心感を与えてくれる存在は偉大。
◼️ムカついたことを思い出してタオルを噛み締める
やってみたらスッキリした、というか楽しかった。
漫画のキャラみたいやなって笑えてくる。
他にもあるけど、この辺で。
まだ試していないのもあるから結構楽しい。
今までは「やる気アップ」とかで検索してたけど、この本手元に置いといてテキトーに開いたページを試してみる、とかできそう。
あとは個人的に絵がかわいいのが良い。
30秒だからこそ「やってみよう」が湧いてくる
もちろん全部が良い!とはならないし、わたしには合わなくても誰かには合う内容だろう。
80個もあれば何かが合う。
あと、紙の本だとパソコン画面からも解放されるし、そこもいいよね。
現代人はちょっと情報から離れる時間を持ったほうがいいと思うけど、なかなか離れられないので。
SNSやニュースから得る情報は受動的に浴びていることになるけれど、本を読むと言う能動的な行為から得られる情報は、なんだろう、情報処理が追いつかなくて胸焼けが起きないと言う感じ。
まぁそれでもモチベが上がらなかったら、諦めて1日好きなことしたらいいし。
そんな日だってある。