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【パパコラム#04】家庭学習のみで小学校受験は可能か、という問いについて

「家庭学習のみで小学校受験を乗り切ることは可能か?」という問い。
私も実際に聞かれたことがある質問ですし、多くの方々が持たれている疑問/関心事のように思います。同様に、こうした疑問に対しては「小受するならお教室は必須」、「家庭学習のみで難関小合格は可能」など、さまざまな回答/意見が多様な視点で発信されています。

おそらくこの疑問を持たれている方々の状況や受験への考え方によって、最適解は異なるのだろうと思います。

「公立への進学は全く考えておらず、何が何でも私立の難関校を目指します」という方と、「受験で思うような結果が得られなかったとしたら、公立への進学でも構わない」という方では、幼児教室に通う事に対する優先度は異なるはずです。

幼児教室に定期で通うのは、時間・金銭・労力といった多大なコストがかかってきます(もちろん幼児教室を否定する意味ではありませんし、実際私たち家族は定期で通い、素敵な先生にご指導頂けました)。共働きのご家庭(私たちもそうですが)は特に時間の調整&捻出には本当に苦労されていると思います。教室への送迎、ペーパー問題を中心とする学習時間の確保、模擬試験会場までの移動など、時間を要するタスクが非常に多く生じます。シングルで育児をされている方々なら、時間を確保する難易度はより高まるのではないでしょうか。

ここで改めて冒頭の「家庭学習のみで小学校受験を乗り切ることは可能か?」という問いに戻りたいと思います。労力はかけられるとしても、金銭的and/or時間的に制約があり、幼児教室に定期で通うのは現実的に困難というケースは十分あろうかと思います。その場合、
・いわゆる超難関とされる小学校受験ではない
・ペーパー試験の比重が高い
・志望校の情報は自分で十分収集可能
であれば、幼児教室に定期で通わずとも、たとえば志望校別講座のみを受講し、試験の雰囲気に慣れるために模擬試験だけは受ける、というパターンはアリなのかもしれません。

ただ、それでも願書作成、行動観察、面接試験の対策といったハードルを自己流で飛ぶ必要が出てくるかとは思いますが。

上記、ご参考まで。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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