さばくるりん

都内在住の二児の父、夫婦共働き。長男の小学校受験に関する経験談を綴ってます。事前知識ゼロから小学校受験にチャレンジし、志望校入学に至るまで、夫婦で悩み、長男とともに試行錯誤する日々でした。小学校受験を目指されるご家族の参考となれば幸甚です。#お受験 #小学校受験

さばくるりん

都内在住の二児の父、夫婦共働き。長男の小学校受験に関する経験談を綴ってます。事前知識ゼロから小学校受験にチャレンジし、志望校入学に至るまで、夫婦で悩み、長男とともに試行錯誤する日々でした。小学校受験を目指されるご家族の参考となれば幸甚です。#お受験 #小学校受験

マガジン

  • 私立小学校受験までの1年間を振り返る

    都内在住の二児の父、夫婦共働きです。長男の小学校受験に関する経験談を綴ってます。事前知識ゼロから小学校受験にチャレンジし、志望校入学に至るまで、夫婦で悩み、長男とともに試行錯誤する日々でした。小学校受験を目指されるご家族にとって少しでも参考となれば幸甚です。#お受験 #小学校受験

  • 小学校受験パパコラム

    私立小学校受験までの1年間を振り返り、父親視点での気づきや感じたことをスナップショット的に綴っています。

  • パパと息子の「楽しく学ぶ」

    私立小学校を受験するまでのプロセスで得られた息子との学びの体験や活用した教材などについて綴っています。

最近の記事

  • 固定された記事

はじめまして

訪問いただきありがとうございます。「さばくるりん」と申します。 この度、noteを始めることにしました。 はじめましての方に、まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。 プロフィール「さばくるりん」といいます。研究および教育関係の仕事をしています。長男(2016年)と長女(2022年)の二児の父です。長男は活動的で海の生き物に夢中です。長女は平均的な成長カーブから大きく逸脱するレベルで成長中の乳児です。妻と一緒に二人の子供の育児に奮闘しています。 小学校受験をnoteす

    • 【小学校受験の記録#08】箸で小豆をつかむ意味

      「〇〇学をメジャーにしている△△さんて、日本人・・・だよね??」 アメリカに留学していたころにアメリカ人の友人からそんな質問を投げかけられたことがあった。たしかに話題となっていた△△さんは日本人なのだが、その友人いわく、「日本人の箸の持ち方をしていないし、なんだか美しくなかった」と。箸の持ち方を外国人に指摘されるような時代なんですね…。 箸は身を助ける 外国に出ると日本人であることを身に染みるほど感じることがあります。なかでも「箸の正しい持ち方を教えてほしい」というリクエ

      • 【パパコラム#05】就学前教育に対する経済学者の視点

        就学前の子供の教育に熱心になることへの違和感はなんだったのだろう…。いま考えてみると、それは就学前に数を数えられるとか、数の加減ができるとか、「あいうえお」が読めて書けるようになるとか、いわゆる知識をインプットして認知力を高めようとする教育のみを就学前教育として認識していたからなのかもしれません。 「幼児教育の経済学」でおなじみの2000年にノーベル経済学賞を受賞したJames Heckmanは、就学前の認知力向上はもとより、やる気・忍耐力・協調性といった非認知能力の習得も

        • 【小学校受験の記録#07】苦手の絵画を得点源に

          5歳になりたてだった頃の息子の画力(下)。本人的にも他の保育園のお友達が描く絵と比べたりして、あまり上手く描けていないなぁ、という感覚を持っていたのかもしれません。ただ、親としては、とりたてて上手く描ける必要はないけれども、絵を描くことが嫌いになってしまったり、苦手意識を持ってしまうのはもったいないなぁ、と感じていました。 そんな折、息子と一緒に楽しみながら絵を描く練習ができれば、自然と好きになって少しずつ上達するかなぁ(むしろ上達するといいなぁ、という希望的観測の方が強か

        • 固定された記事

        はじめまして

        マガジン

        • 私立小学校受験までの1年間を振り返る
          9本
        • 小学校受験パパコラム
          5本
        • パパと息子の「楽しく学ぶ」
          2本

        記事

          【小学校受験の記録#06】ハナマルの威力とモチベーション

          計数、重さ・長さ、図形、規則性・・・ペーパー問題ができたときは「できた!」と親子で笑顔。ただ、間違えてしまったとき、息子はガックリと落ち込んでモチベーションがゼロ。苦手を克服するために間違えやすい問題に取り組み続けると、当然のことながら誤答が多くなり、できない自分が嫌になる息子は「もうやめる…」と。そりゃそうだよね…。大人でもイヤになります。 学力の向上には継続が必要で、継続にはモチベーションが必要です。今回はモチベーションをキープするために取り組んだ2つの事柄をnoteし

          【小学校受験の記録#06】ハナマルの威力とモチベーション

          【パパコラム#04】家庭学習のみで小学校受験は可能か、という問いについて

          「家庭学習のみで小学校受験を乗り切ることは可能か?」という問い。 私も実際に聞かれたことがある質問ですし、多くの方々が持たれている疑問/関心事のように思います。同様に、こうした疑問に対しては「小受するならお教室は必須」、「家庭学習のみで難関小合格は可能」など、さまざまな回答/意見が多様な視点で発信されています。 おそらくこの疑問を持たれている方々の状況や受験への考え方によって、最適解は異なるのだろうと思います。 「公立への進学は全く考えておらず、何が何でも私立の難関校を目

          【パパコラム#04】家庭学習のみで小学校受験は可能か、という問いについて

          【小学校受験の記録#05】月次ベースの活動記録

          今回は幼児教室に入会してから受験日を迎えるまでに、どのような活動をしたかを箇条書きベースで辿ってみたいと思います。これから小学校受験を控えていおられるご家族の、ひとつのサンプル情報として受け止めて頂ければ幸甚です。 年中の11月毎週水曜日の午後、幼児教室にて90分授業を受講開始。定期で通うしんどさをまだ知らぬ頃…。 授業開始10分前ごろに息子を預け、授業中は近くの百貨店の最上階にあった休憩場のような場所にて、ノートPCでパチパチ仕事。 授業終了10分前に再度教室へ行き、

          【小学校受験の記録#05】月次ベースの活動記録

          しりとりの攻防

          別の記事でも触れましたが、息子は水の中で暮らす生き物が好きです。 なかでも、理由はよくわかりませんが、熱帯の海域に分布しているとされる「ソロイモンガラ」という名前のカワハギの仲間がお気に入りです。 私と息子はお風呂でしりとりをして遊ぶのですが、息子はどうしても「ソロイモンガラ」と言いたいわけです。 ただ、彼が知っているボキャブラリーのなかで、「ソ」で終わる言葉が「ミソ」しかありません。 私:「パパがミソって言ったら、〇〇君はソロイモンガラって言えるねぇ。」と、シレッとつぶや

          しりとりの攻防

          【パパコラム#03】説明型の「ほめる」

          息子との接し方で心掛けていること。第1回、第2回に続いて、今回は最後の「3」についてのお話です。 遊ぶなかでルール・マナーを学ぶ 問いかけベースのコミュニケーション 説明型の「ほめる」 Covid-19パンデミックでのステイホームが続いたことがきっかけで、息子と折り紙をする機会が増えました。 ですが、5歳児(当時)は最初から上手くは折れません。 一緒にカブトを折ってみたりするものの、自分のカブトの出来具合に不満を抱き、イヤになって止めてしまいます。 そんな時はそのまま

          【パパコラム#03】説明型の「ほめる」

          季節を学ぶ

          学校によって差異はあると思いますが、ペーパーの問題は大きく以下の様に分類できるように思います。 数量(数や重さなど) 図形(かたちや点を結ぶ内容など) 推理(規則性の理解) 位置・移動(迷路、地図など) 言語、記憶(しりとり、絵や物語の記憶など) 知識・常識(季節、動物、植物など) このうち、早めに手をつけておいて良かったなぁ、と思うのは「6」にある季節の学びについてです。 受験まで1年というタイミングくらいで季節を学び始めると、実際に四季を体験しながら(どの季

          【パパコラム#02】問いかけるコミュニケーション

          前回のnoteに引き続き、息子との接し方で心掛けていること。今回は「2」のお話を。 遊ぶなかでルール・マナーを学ぶ 問いかけベースのコミュニケーション 説明型の「ほめる」 息子は水の中で暮らす生き物が好きです。 ですので、回転寿司店に水槽が置いてあったりするとジロジロ見ます。 さかなの図鑑も好きなようです。 ある時ですが、 息子:「知ってる?コバンザメってサメじゃないんだよ?」 私:「え?コバンザメなんだからサメでしょ?」 息子:「違うよ、コバンザメはスズキの仲間なん

          【パパコラム#02】問いかけるコミュニケーション

          【パパコラム#01】遊ぶで学ぶ

          息子との接し方で心掛けていること。特に以下3点なのですが、今回は「1」のお話を。 遊ぶなかでルール・マナーを学ぶ 問いかけベースのコミュニケーション 説明型の「ほめる」 息子は相撲を見るのも、するのも好きなので、とりわけ奇数の月は息子と相撲をする時間が増えます(奇数の月に相撲が開催されるため)。 10回やる場合、3回勝たせてあげる感じで普通に遊びます。 ただ、重要だなと思うのは、「礼」です。 息子は四股を踏むとこから、汗を拭く、塩をまく、しきり、といった動作を完コピ

          【パパコラム#01】遊ぶで学ぶ

          【小学校受験の記録#04】学校説明会での体験を整理する(願書作成/面接試験を念頭に)

          学校説明会を含む入試・募集関連のイベント開催に関する総論的な内容を前回お話しました(前回の記事はこちらから)。今回は願書の作成や面接試験を念頭において、イベント参加経験をどう整理整頓したかをまとめてみたいと思います。 オリジナルのエピソードづくりイベントには常に以下のような図式(それくらい当たり前です、と言われそうですが…汗)をアタマに浮かべながら参加していました。私の場合はそう意識していないと、なんとなく提供された情報をひたすらに収集することに引っ張られてしまいそうだった

          【小学校受験の記録#04】学校説明会での体験を整理する(願書作成/面接試験を念頭に)

          【小学校受験の記録#03】学校説明会に行く

          前回の記事で年中の11月初旬に幼児教室に通い始めた経緯をお話しました。ただ、この時点で志望校の学校説明会にはオンラインでしか参加できていませんでした。言うまでもないですが、実際に志望校に足を運んでみて、ハード面(施設、設備等)とソフト面(先生方や職員の方々の対応)を体験してくることは、重要な一次情報になりますよね。また、私たちの場合、息子が実際に学校に行ってみて、どう感じるか確かめる必要がありました(あまり行ってみたいという気が無さそうなら小学校受験はパスだなぁ、などと考えつ

          【小学校受験の記録#03】学校説明会に行く

          【小学校受験の記録#02】幼児教室を知る

          前回の記事で、小学校を受験する志願者数が増加の傾向(=競争倍率の上昇)であるために、幼児教室に通い十分な対策を講じて小学校受験に臨むことにしした、と述べました。ただ、正確に言うと、理由はもうひとつあります。それは試験科目にある「行動観察」対策です。 さまざまな小学校を調べるなかで、多くの小学校の入学試験に「行動観察」が導入されていることを知りました。これは私たちの志望校も例外ではありませんでした。ペーパー試験だけなら家庭学習のみでもなんとかなるかな、と考えましたが、「多様な

          【小学校受験の記録#02】幼児教室を知る

          【小学校受験の記録#01】環境要因を知る

          「はじめまして」でお話しさせて頂いた通り、知識ゼロから小学校受験にチャレンジすることになりました。さて、何から手をつければよいのやらと悩みましたが、まずリサーチしたのは「競争環境」と各校の「教育内容」でした。 小学校受験の競争環境小学校受験をするにあたり、まず最初に手をつけたのは「どのような競争環境のもとで小学校受験に臨むのか?」という問いに対するヒント情報の収集でした。ただ、公的機関が公開しているような信頼度の高い統計データ等があればよいのですが、なかなかそのような情報は

          【小学校受験の記録#01】環境要因を知る