大逆転!人生・感動物語。vol.4
病と闘われている皆様へ。
知人の一人が病と闘い、
必死に乗り越えようと頑張っておられることを
FBのタイムラインで目にし、感動しました。
また、コロナによる泥沼の苦難を強いられ、
その中で必死に笑顔で奮闘されている方の
ドキュメンタリー番組を目にし、感じたこと、
心揺さぶられたことをがあります。
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心に痛みを感じる一方、
絶対に負けないでいただきたい!!!
そう叫びたい気持ちにかられます。
また、五体満足にある一人一人が、
いまできることを真剣にやらなければならないと決意を新たにします。
命ある限り、
必ず災いを転じて福となすことを確信し、
苦しいけど、岩盤に爪を立てるくらいの想い、
雑草でもなんでも食い散らしてでも生き抜く、
乗り越え抜く生命力と、
絶対良くなると信じる精神力で。
僕は感動で身体が震え、
目頭が熱くなった実話。
それは、
32歳の若い命を完全燃焼させて散った
ある女性の生涯でした。
末期の癌に苦しみ、
薬の副作用でさらに苦しみが増し、
衰弱の一途を辿る中、
常に周りの人たちを笑顔で包み込んでは、
励まし続けた女神のような方でした。
使命ある限り、私は生きるんです!
生きたい!一日でも長く生きたい!
わたしにはまだ励ますべき人たちがいる!
わたしを育ててくれた恩ある人々に
恩返ししたい!
その執念、気迫は、
看護師や医師をも感動させたと言います。
見舞いにくる友人、家族、
全てに明るく励ましを送る姿は、
病にかかったから決して不幸なのではない。
病に負ける心が不幸なんだ
と教えてくれたかのような人生でした。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彼女が残した財宝は、歴史は、
人のために戦い続ける心ーーー。
それが真の健康だと教えてくれたことでした。
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かつて、文豪・遠藤周作先生が
ある方との対談の中で
このように言われておりました。
テーマは病魔との闘争。
遠藤周作先生を襲った結核。
「 私は手術によって7本の肋骨を失い、片肺を切り取られたが、私が得たものは7本の肋骨や片肺よりも、もっと大きなものだった。それは何か。命に及ぶ大病との格闘を通して、悩める人や弱い立場にある人への暖かな眼差しを獲得されたのである」
その蘇生から4年後、
残された渾身の力作こそ『沈黙』でした。
スイスの哲学者ヒルティは、
病気を正しく理解し、これに耐える人は、
深く、強く、大きくなり、
それまで理解できなかった識見や信念を
体得するに至る。
と述べている。
身は破られようと、
金を失おうと、
心さえ破られなければ必ず蘇生できる。
負けないこと!
勝ったという結果以上に、負けない心にこそ、
必ず奇跡を起こすんだと強く感じざるおえません。
人にはそれぞれ逃れ難い試練との闘争がある。
ときには出口の見えないトンネルを彷徨う
苦しみ、不安、恐怖にぶつかるときもある。
しかし、暗雲をかきわけ、
前に踏み出す勇気を持ち、
彷徨いながらも歩き出すならば、
必ずジャングルを抜け出せる。
光を見出すことができる。
32歳で華々しい生涯を閉じた彼女は、
負けない生き方を通して、
あなたのために私はいるという、
嵐の宿命をも使命に転じ、感動を与えました。触れた人々の心に、
身は滅んでも永遠に生き続けている。
わたしも彼女のような生き方をしたい!
と。
人生の醍醐味は、
決して生きた長さにあるのではなく、
どう生きたか?何人励ましたか?
これこそ最も大切なことなのではないか。
有名人だからなんなのか?
お金があるからなんなのか?
地位や名誉があるからなんなのか?
すべて、それらの本当の意義は、
人に貢献するために与えられた材料であり、
それを忘れて満足する人生ほど、
いっときの幸せはあれど、
死に際してなんの武器にも、
励ましにもならない。
大切なのは、
有名人になってからの行動、
お金を手にした後の行動、
地位や名誉を授かった後の行動
なんじゃないだろうか。
そう教えてもらえた気がします。