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000-1 「佐渡島・銅像探検プロジェクト」 始動!

 2025年から個人的な探究活動として、佐渡の偉人を調べてまとめていく、題して「佐渡島・銅像プロジェクト」をスタートしました。


■きっかけ

 佐渡に移住して4年目になり、佐渡出身の島内外で活躍された著名な方のお名前を耳にする機会が多くなりました。しかし、名前はきいたことがあっても、実際にどういったことをされたのかわからなかったり、佐渡出身の偉人が多いこと、時代背景も多岐にわたり、全容を把握するのが難しそう(特に私のような移住者だと、どこから手をつけていいのかわからない)という悩みもありました。

■プロジェクトの概要

 そこで、まずは島内各地にリアル出会える「銅像」を訪ねて、その人物を深く知ることで、知識の幅を広げていこう!というのがこのプロジェクトの概要です。(ちなみに私自身、旅行に行った際はまずその土地の銅像を調べて、記念写真を撮ることが多いです。そもそも銅像が好きだと思います笑)

クラーク@札幌市(左上)、酒井調良@鶴岡市(右上)
横井小楠@熊本市(左下)、夏目漱石@松山市(右下)

 実はもう一つこのプロジェクトを始めたいと思ったきっかけがあります。それは、2024年の年末に『佐渡の百年』山本修之助氏が書かれた700ページにのぼる本を読んだことです。その中で、山本悌二郎や土田麦僊など私が名前をきいたことのある佐渡の有名な方でも、若いときは苦学されて、のちに郷土や国に貢献されたお話がいくつもあり、たいへん感動しました。

山本修之助 『佐渡の百年』 佐渡の百年刊行会 1972

 きっと銅像を設置した方々は、後世に伝えていきたいという想いがあったことと思います。しかし、設置された方々も年月がたつことで、ご高齢になったり古いものではすでに亡くなったりしている方もいらっしゃるかもしれません。その方々の想い・意思を私たちが受け継いでいかなくていいのだろうか。雨に濡れて、ただ一点だけをみつめる銅像の姿をみるとなんだか少し悲しくなることもあります。

佐渡病院駐車場にたたずむ「本間長治」氏

■プロジェクトの詳細

 このプロジェクトでは、3ステップに分けて一人の人物を掘り下げていきます。郷土史などを用いた事前調査、聞き込みも含めた現地調査、まとめ・noteでの発信です。

●定義
調査する対象の銅像は以下のものであること。
①佐渡島内にあること
②佐渡出身者であること
③だれでもみられる場所にあること(※個人宅、学校敷地、有料施設は除く)
※許可等が必要な箇所も確認をとった上でいずれまとめたいです

●種類
"銅像"の種類については下記の3つに分類すること。
A 頭からつま先まである「銅像」
B 胸から上部分がある「胸像」
C 平面を彫り込んだり盛り上げたりすることで顔を表現する「レリーフ型」


A 頭からつま先まである「銅像」
B 胸から上部分がある「胸像」
C 平面を彫り込んだり盛り上げたりすることで顔を表現する「レリーフ型」


●記録方法
・noteにまとめる
・Googleマップに地点登録する

■今後のスケジュール

 1ヶ月にお一人ずつを目標にnoteで取り上げていく予定です。今のところ、20以上を把握しているので、2~3年はかかるかもしれません。また、調査の間に新しく銅像見つけた際はリストに追加したり、過去に情報がわからなかったものが後にわかれば情報を更新していくようにします。そして最終的には、書籍等で手元に残る形も検討中です!
 活用方法としては、郷土教育や、(私のようなマニアックな)観光のお客さんでも楽しめるようにGoogleマップに落とし込んだり、スタンプラリーのように各地を巡る企画も面白いかもしれません。
 少しでも多くの方に知っていただき、ワクワクしたプロジェクトにしたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました。
次回もお楽しみに♪


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