プロップスタイリストってなに?
こんにちは。沖縄で大学生プロップスタイリストとして活動中の、ERYUこと仲本英琉(なかもと えいりゅう)です。
よく「プロップスタイリングをやっています!プロップスタイリストです!」と言っても中々意味が分からないので「???」って感じの反応が多いです。
そこで今回は「プロップスタイリストとは何なのか」についてnoteに書き留めます。
プロップスタイリスト、英語で書くと「prop stylist」
「prop」とは「小道具」などの意味があり、「stylist」とは「作品の美的効果を高めるために準備し整えていく専門の人」の意味があります。
つまり、
プロップスタイリストとは、作品の美的効果を高めるために様々な物を駆使して、スタイリングし空間を装飾する専門のスタイリストです。
例えば、フォトブース、CDジャケットや広告で使用される写真の背景、ショーウィンドウのセット、 CMやMVなど映像作品のセット、食品や化粧品の物撮りのセット、などのプロップスタイリングを制作するのがプロップスタイリストです。
その為、一般的にスタイリストというとイメージされる、洋服をコーディネートするスタイリストとは全く異なる職業です。
【↑以前お仕事させて頂いた、化粧品の店舗ディスプレイ】
それこそ、プロップスタイリングには、スタイリストの感性が大きく関わってきます。いかにコンセプトに合ったものであるか、頭の中にある世界観を現実の世界へとどう落とし込んでいくか発想力がプロップスタイリストの鍵であり力の見せどころです。
プロップスタイリストは、日本ではまだまだ認知度の低い職業です。特別な資格があるわけではありません。お仕事もどこまでがプロップスタイリストの仕事なのか、線引きがはっきりされているものでもありません。なのでプロップスタイリストへの正攻法のなり方があるわけではなく、お仕事の幅も無限大にあります。
私自身も現在プロップスタイリストについて模索中です。
まだまだ日本では普及していませんが、プロップスタイリングには大きな可能性を感じています。プロップスタイリストの活動を通して、『誰かのワクワクの瞬間』を生みだし、世界をキラキラでハッピーにしていきたい。そう思っています。