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広島peaceカップ7月予選

こんにちは、麻将連合ツアー選手の小林エルトです。毎年毎年梅雨が一週間ずつ遅れているような気がします。ジメジメした夏よりもカラッとした夏の方がいいですね。

今回はpeaceカップ七月予選の感想を振り返っていきたいと思います。

結論から言おう、2位通過でした。


peaceカップ予選のシステムは午前2回戦、昼食をはさんで午後2回戦、上位16人が決勝卓に進出、そこから上位5名が9月12日の決勝大会への参加権が与えられます。

ルールはμカップルールです。

今年も前日予選・決勝大会には麻将連合の認定プロ・ツアー選手が関西や関東から多数参戦します。

年々地元の参加者の皆様のレベルが上がっていってるので地元在住選手と言えど勝ち上がるのに一苦労です。


7月予選当日は喜多ツアー改め、赤い人がニコニコ運営の大活躍でした、喜多ツアーお疲れ様でした。

午前の部を振り返っていくー

1回戦は勝負手を2回あがり逃し、小さい3位と出遅れてしましました、少しやばいかもと思いました、特に清一色の待ちを勘違いして危うく誤ロンしそうになった時には吐きそうになりました。

2回戦、遠征して参加していただいた若い男性の方に2000/4000をツモられ親かぶり、他にもツモピンフドラ1の700/1300などをあがられて点数申告も堂々とされていて打ちなれた方だなという印象でした。

私は南場まで何もできず、ぼーっと情勢を眺めていました、一度7700を対面の方から出あがり、最終局親番、トップとは2500点差で。

🀇🀇🀙🀙🀙🀚🀜🀞🀞🀟🀕🀖🀗

のイーシャンテンからツモ🀝、場の状況から🀠は絶望的で🀛は絶好の感覚でした、しかしさすがに🀛待ちでリーチと行く勇気はなかったので渋々🀚を切って、

🀇🀇🀙🀙🀙🀜🀝🀞🀞🀟🀕🀖🀗

のヤミテンに構えていました、500オールでは2位どまりですが、下家はピンズ、対面はソウズの一色模様、万が一にも振り込んでしまうと3位に落ちてしまうため、ダマに構えていました。そこから🀞をツモって、この形。

🀇🀇🀙🀙🀙🀜🀝🀞🀞🀟🀕🀖🀗 ツモ🀞

🀞は4枚見え、🀛は場には切られておらず、🀈🀉もそれぞれ3枚見え、🀇は上家の方が一枚切っていました、これなら勝負になると思い、立直を敢行。

両脇は字牌のトイツ落としで迂回、トップ目の方は一人聴牌だと順位が変わるので聴牌を目指して抵抗してきましたが、最後のツモ番で狙い通り🀛をツモり、1300オールで逆転トップ。ほっと一息でした。


ここで昼食休憩、行きつけのカフェでほっと一息。


午後の部を振り返っていく~

3回戦

東場こそ、出遅れましたが、親の70符の2ハンをツモるなど、レア役をあがれて、南場で逆転し、48000点のトップでプラスを上積みできました。

70符はあがる前にドキドキするので正直出てきてほしくないです、1・9・字牌は暗カンせずにツモ切ろうかと毎回思います。こういう時は大体仕掛けているしマンガンないんですよね~。

4回戦

同卓メンツは風鈴のオーナーの佐伯先生、道場会員様の杉谷さん、健康麻将教室の生徒さん。

序盤から杉谷さんが快調にあがり続け、一時は63800点のまさに絶好調、私は38300点くらいの2着、このまま終わっても次の決勝卓には行けるのですが、どうせなら素点を少しでも積み上げていきたいとおもっていました。時間が来て残り2局、差は25000点ほど。

そこへ・・・

望外のピンフ一盃口ドラドラを聴牌(微妙だけどダマ)、ほどなく杉谷さんから11600を直撃、差は一気に2000点ほどとなり、最終局へ。

ここで事件発生、最終局の中盤、私は、役牌を仕掛けてドラドラの5800を聴牌しています、そこで🀝🀞🀟を仕掛けている方が🀐でツモ動作をされました、様子がおかしいので手牌を倒される前に「役はありますか?」声をかけました、どうやら片あがりのあがれない方をツモってしまったみたいです。

運営を呼び、あがり放棄で続行したのですが、同順に私が2000オールをツモりトップが変わってしまいました

前提
(μカップルールは最終局にチョンボが発生しても次の一局は発生しない。)

正直私は自分の状況がトップ争いじゃなくてもこの状況では反射的に声が出てしまうと思うのですが、事前情報としてその方が慣れていらっしゃらないことを知っていて、しかも今回はもろに利害関係の当事者だったので、大会において声をかけたことは適当な行為だったのか?ともやもやした結末となりました。

このケースについてご意見を伺いたいところです。


決勝卓を振り返っていく~

決勝卓は上位16人でそこから上位5人が本戦に勝ち上がりです4回戦終了時のボーダーは+56.4です。まぁほぼほぼ卓内トップじゃないと安泰ではないでしょう。スコア状況はこんな感じ⤵︎ ⤵︎

1位 +113.6
2位 +86.3(自分)
3位 +84.8
4位 +56.9
5位  +56.4
6位 +46.7
7位 +31.3
8位 +28.8
9位 +24.4
10位 +22.7
11位 +20.2
12位 +11.5
13位 +8.6
14位 +3.9
15位 +3.0
16位 +1.1

正直現実的なのは10位辺りまででしょうか?

1位の方はほぼ安泰、2位・3位は油断して大きいマイナスをとるとうっかり落ちるかもといった状況。


4位・5位そのゲームのトップをきっちり取って別卓次第。

6・7・8・位開始時のボーダーのポイントを超えつつ、できるだけ大きいトップを取って卓内2着を目指して別卓次第といった感じ。

9位10位上の条件を満たしつつ、同卓の5位6位よりもトータルポイントで上になって別卓次第といった感じです。

イメージは4つのテーブルから卓内1位が勝ち上がって、卓内2位4人で残り一つの5位通過の椅子を争うといった感じです。

それ以下のポジションの方は50分以内に役満分の素点を稼いで別卓の卓内トップの人に出来るだけ無双をしてもらうことを祈ってやっと5位狙いって感じですね。

目無しになった時にどう打つかを自分の中で決めておくのが大切かもしれません。

決勝卓は2位グループの卓内トップの位置でスタート、とりあえずプラスで終われれば充分でしょう、まぁここまで来たら予選トップ通過を目指して普通にトップを狙いに行くほうが安全な気がします。

序盤は6位の方が細かくあがってトップ目にたちます、私は序盤に10位の方に70符2翻(親)の6800を放銃しラス目にw、目下6位の方と10位の方のトップ争いです。

ここで難しいのは、今回は非常に縦長の展開なので同卓の6位・10位の方は普通のトップだけじゃ足りない可能性が高いのでトップ条件ですが、【とりあえずトップを取る】ではなく、【できるだけ大きいトップ】を取らないといけないということです。

私はたまたま

🀈🀉🀊🀚🀛🀜🀑🀒🀓🀗🀗🀠🀠ドラ🀓(当然ダマ)

を6800放銃した相手から8000点をあがり返してラス目を脱出、ここで落ち着きを取り戻せました。そこから展開がよく配牌ドラ3をあがりきれたりしてトップを取れました。

トータルトップの方も浮きの2着でまとめて2位通過でフィニッシュとなりました。

決勝卓はトータル1位の方が浮きの2着、2・3・4位の方がそれぞれトップをとり、5位の方は惜しくも3着、その方と同卓した9位の方が見事に条件を満たした大トップを取り、5位通過となりました。

この条件戦の考え方やメモの作り方は近いうちにノートにまとめようと思いますし、予選会場などでも麻将連合の選手に聞いてくださればきっと教えてもらえると思います、自分の目指す位置が明確になればまた一段と大会が楽しくなりますので興味のある方はぜひ聞いてみてください。

これにてpeaceカップ7月予選の自戦記を終わりたいと思います、最後までお付き合いくださりありがとうございました┏○ペコ

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小林宏康
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