2019年度広島道場王決定戦(2)
お疲れ様です、麻将連合ツアー選手の小林エルトです、昨日の記事の続きになります、今話題の条件戦の考え方や楽しみ方を知っていただければと思います。
2回戦が終わってのポイント状況
Dさん+49.9
小林T+17.9
喜多T-29.3
Cさん-38.5
2回戦が終わり、ポイント状況は上記のとおりです、2着目の小林でさえ32ポイント差、点棒に直すと32000点差となります。この勝負は優勝者にのみピースカップの本戦シード権が与えられますので下位の三名は最後の1ゲームでDさんを逆転しなければなりません。( •̀ω•́ )✧
といっても具体的にどう考えればいいのでしょうか?ちょうどここに連続2着目でぎりぎり現実的な条件が残っている小林Tの条件を考えていきましょう。( ˙꒳˙ ).。oO(
条件戦の戦い方(小林Tの場合)
1・各々のポイント差を把握する
まずは、メモ帳などに4人のポイントを記録しましょう、上からポイント順にDさん、小林、喜多T、Cさんのポイントを書いていきます。
Dさん+49.9
小林T+17.9
喜多T-29.3
Cさん-38.5
ここで必要なのは自分より上の人とのポイント差です(二人勝ち上がりなど、条件によっては下の人との差も計算します)。
Dさん【49.9】- 自分【17.9】=32.0
自分とDさんとの差は32.0ということがわかりました。次は順位点を加味して具体的な戦略を練っていきましょう
2.ゲームの順位点をメモする
μカップルールは、1位から+12.0・+4.0・-4.0・-12.0です。
この順位点が条件戦では重要な意味を持ってきます。
3・作戦を考える
条件戦ではこの順位点+素点(自分がこのゲームで稼いだまたは失った点棒)を1局ごとに自分で計算しながら最終局までに自分の勝ち上がり条件を考えます。
このルールの順位点はトップラス(三着順差)で24.0(1.0=1000点)ひっくり返ります、以下1着順縮まるごとに16.0(16,000点)・8.0(8000点)という具合になります。
4・条件を達成する(条件によっては無理ゲーにもなる)
条件がわかったらあとはその条件をクリアするべく死力を尽くすのみです。
щ(・д・´щ)コイヤ
ここまでが麻雀において人が逆転するために出来ることです、麻雀のプロや、強豪競技麻雀の愛好家は皆さん事前にメモ帳などで、自分が目指す勝利条件を計算し、実現するために死力を尽くしています。そのために、符計算を勉強します。(⊃•̀ω•́)⊃✎
長くなりましたが、ここまでが3回戦に入る前の準備編になります、三回戦の結果は次回お伝えします。| ε:)_🎤
最後までお付き合いくださりありがとうございました。(_u-u_)ぺこっ