手術後11日目
病院に行くと向かいのジイさんのベッドが空になっていた。
という事は…あのうるさいジイさんが個室に移ったのかなと思ったら、私の勘違いで、向かいのジイさんは点滴が遅いから勝手に早くした人だった。
うるさいジイさんは斜め前のベッドだったみたいで、ジイさんのベッドのカーテンの外にポータブルトイレが置いてあった。
今日は、うるさいジイさんの所に身内が団体で見舞いに来たらしい。その時ジイさんは大声で怒鳴ったりとかはなく普通に話してたそうだが、身内が帰るとナースコールを鳴らしまくり、看護師がなかなか来ない事を怒り、看護師に向かって「この病院はどうなっとんなぁー!」と言ってたそうだ。
看護師も「はいはい、すみませんね」と適当に流してる感じだったと旦那は言っていた。
こんなジイさんをまともに相手してたら看護師もメンタルやられるよなぁ。
旦那は昨晩、看護師にお願いして睡眠薬を貰って寝たそうだ。ジイさんが大声出そうが、ナースコールを鳴らしまくろうが寝れるように。
睡眠薬でよく寝てたけど、薬を使うとやはり調子が悪いと言ってた。なので入院最終の夜の今晩は寝れなくても睡眠薬を使わないと言ってた。
明日帰宅すれば寝れるからね。
転院の話
日曜日の今日も主治医は来てくれたそうだ。
今日は、来月大阪へ引っ越すので、大阪の病院へ紹介状を書く話をしてきたそうだ。
癌が見つかった時、手術は今の病院で経過観察と化学療法が必要な場合は化学療法を大阪の病院でしたいと伝えていたのを、キチンと覚えてくれていた。
今の主治医は、話もわかりやすくとてもドライで真面目な性格なので旦那も私もとても信頼している。出来れば先生も一緒に大阪の病院に行って欲しいと思うくらい。
でもそうはいかないもんなぁ。
きっと大阪の病院でも今の主治医みたいな良い先生に出会える!
そう信じて、紹介状を持って大阪の病院に行く予定。
出来れば化学療法なければ良いなぁ。
手術の時に摘出したリンパ節の腫れの検査結果が出るのは退院後になるので、次回の通院日にどうなるか分かるそうだ。
リンパ節の腫れが癌でないように祈ってる。