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〈アメリカ子育て〉生後4日目に小児科に新生児検診に行ってきました!


こちらの記事では、2024年の秋にアメリカのイリノイ州にて出産をし、第一子の子育てをしていく上での経験談や、新生児の定期検診の内容などについて記載していきます。子育てのコツやアドバイスは、通っている小児科や婦人科からもらった資料をもとに記載しています。アメリカで同じように出産育児をされている方の参考になればと思います。私は医療従事者ではなく普通の新ママなので、不明点があればかかりつけ医にご相談ください。

産後初の定期検診

出産をしてから退院まで3日目で退院をし、新生児であるうちのベビの初回の定期検診に行ったのは翌日でした。入院中には3日間毎日小児科の先生が部屋まで来てくれて検診を行ってくれていました。退院時には「2、3日以内には小児科にて定期検診を行うように」と言われ、小児科の定期検診のアポを取るまで退院させてもらえませんでした。奇跡的に翌日にアポイントを取ることができました。今回は、第一子の出産で右も左も分からない状態….。翌日に定期検診で小児科の先生に会えるのは安心しました。

新生児の健診とケア、初めの1週間を乗り越えるために

新生児が誕生した後、最初の1週間は赤ちゃんと親にとって特別で大切な時間です。この時期に行われる「新生児健診」では、赤ちゃんの健康状態を確認し、自宅での生活についてアドバイスを受けることができます。このブログでは、新生児健診で何が行われるのか、赤ちゃんの発達、授乳、衛生、睡眠、安全についてのポイントを詳しく解説します。内容は小児科よりもらった資料を参考にしています。

新生児健診で行われること

赤ちゃんの初めての健診は生後1週間以内に行われることが一般的です。医療従事者は赤ちゃんの体を診察し、黄疸(肌や目が黄色くなる症状)の有無を確認します。必要に応じてビリルビン値を検査し、追跡健診や治療が必要かどうかを判断します。また、赤ちゃんが光や音にどのように反応するかを観察し、成長と発達の状況を確認します。

授乳と体重管理

生後1週間で出生体重の10%ほど減ることは普通で、2週間程度で体重は戻ります。この時期の授乳は赤ちゃんの成長に非常に重要です。定期検診では、体重について特にチェックされました。出産後から授乳をしていたのですが、体重が増えるか減るかで授乳がきちんとできているか確認されます。私の場合は、退院後最初の定期検診を終え、体重チェックのためだけに2日後に定期検診にまた来るようにと言われました。その時に体重が減っていたのですね。母乳の量が足りないということです。その時に小児科の先生からは粉ミルクをすぐに飲ませるように言われました。ベビが満足して寝落ちするまで粉ミルクを飲ませること、その後4日後にまた検診に来ること、と言われました。そして3回目になる次のアポイントメントを土日を挟んだ4日後に入れました。粉ミルクをあげた結果6lb台から7lb台に増え、ミッションクリアとなりました。

新生児育児アドバイス

下記には、新生児検診のさいに小児科からもらった資料をもとに生後1週間以内の新生児ベビ育児のアドバイスと私の経験を添えています。何かしら参考になれば嬉しいです。

母乳育児のコツ

  • 授乳の頻度:日中は2~3時間ごと、夜間は3~4時間ごとが目安。空腹そうであれば頻繁に授乳しても大丈夫です。

  • 授乳後の胸の状態が柔らかくなることは、赤ちゃんが十分に飲んでいるサインです。

  • 授乳に不安があれば、医療従事者や授乳コンサルタントに相談を。

最初の1週間、母乳育児(Nursing)は苦痛…いや拷問でした….。痛くて痛くて…。しかも生後1週間くらいだったと思いますが胸がゴリゴリに硬くなり恐怖を覚えました。これ、こんなに固いけどどうなっちゃうんだろう、と。周りに気軽に相談できる人もいなかった(たくさん先輩ママはいるのですが連絡するのが億劫)ので、怖くてNursingをやめてしましました。今ではその時期にもっとリサーチをしてそれは普通のことなんだとわかっていればよかったのかなと思っています。でも、またやる気が出た時にNursingを始めたら今では1日に粉ミルク育児(1回で2oz)を1、2回しかする必要がなくなるまで母乳の量が安定してきました。ベビも粉ミルクよりも母乳の方が好きなようで、粉ミルクを飲むのを拒否する時もあります。自分のペースで、自分の直感でFeedingを進めて行っても全然だいじょうぶだと学びました。

粉ミルク育児のコツ

  • 新生児専用のミルクを使用し、1回の授乳で1~3オンスを目安に与えます。

  • ミルクの選び方について迷った場合は医療従事者に相談してください。

衛生管理について

新生児期の赤ちゃんのケアでは、特に臍帯(へその緒)の管理が重要です。

  • 臍帯が取れるまではスポンジ浴を行い、臍帯部分を清潔に保ちましょう。

  • 臍帯が赤くなったり膿が出た場合は医療従事者に連絡してください。 また、便や尿の状態が気になる場合も早めに相談することが大切です。

安全で快適な睡眠環境の整え方について

新生児は1日に18~20時間ほど眠ります。安全で快適な睡眠をサポートするために以下のポイントを意識しましょう

  • 赤ちゃんは必ず仰向けで寝かせる(乳幼児突然死症候群のリスクを減らすため)。

  • ベビーベッドには固いマットレスを使用し、枕や毛布、ぬいぐるみは置かない。

  • 親と同じ部屋で別のベビーベッドに寝かせるのが理想的です。

アメリカのベビたちを早い時期からひとりで寝かせることを推奨されているようです。と言っても、うちは添い寝(Co-sleeping)を思いっきりしています。うちのベビはバシネットが嫌いで一度もひとりでバシネットで寝てくれたことがありません。添い寝の方がしっくり来るので2ヶ月になる今でも添い寝をしています。2ヶ月になるとおくるみ卒業の時期になります。寝室はひんやりとしていてバシネットでどうやって寝るの…?という疑問も。ブランケットをかけることはNG。知らずうちにブランケットがベビの顔にかかりそのまま窒息死する可能性があるからです。添い寝をすると、私がよく寝れません。共有して使っているブランケットが顔にかかっていないか、横で寝ている旦那に押しつぶされていないかをずっと気にかけています。でも、今はそれしか方法が思いつかないし、フェイスブックのBaby Sleepingサポートグループでも添い寝からひとりでベビを寝かせることに苦労しているお母さんたちは多くいるみたいなので今は添い寝をしています。仕事復帰をして夜の時間帯に働く予定なので、なんとか「ねんとれ」をしようとしているところです。でもでも一番大事なのは、ストレスを抱えすぎないこと!自分が納得する方法で育児を楽しみながらしていくことが何よりも大事ですよね。

新生児期に注意すること

赤ちゃんの体調に異変を感じたら、すぐに医療従事者に相談してください。特に以下の場合は注意が必要です

  • 発熱:3ヶ月未満の赤ちゃんで直腸温が38℃以上の場合はすぐに連絡。

  • 黄疸がひどくなる、またはその他の症状が見られる場合。

お母さんたちへ。育児中の疲労を軽減するために

新生児の世話は、肉体的にも精神的にも大変な時期です。以下のヒントを参考に、少しでも負担を減らしましょう

  • 赤ちゃんが寝ている間に休息を取る。

  • 家事や訪問者対応を無理せず、自分の体調を優先する。

  • 栄養バランスの取れた食事と十分な水分補給を心がける。

初めての育児は不安が多いものですが、赤ちゃんの健康と安全を第一に考え、必要に応じて医療従事者のサポートを受けながら少しずつ慣れていきましょう。この時期を楽しみつつ、親としての新しい役割を満喫していきましょう。

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