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【検証】BUMP迷いすぎ説
おはよう。これからまた迷子の続きが始まりそうですがいかがお過ごしでしょうか? このコラムではBUMPの曲でどれくらい「迷う」が登場しかたを数えて、考察しています。
集計対象(New!!)
昨日、2018/07/23に新曲「望遠のマーチ」が発売されました。これに伴い、集計対象は隠しトラックと歌詞のない曲を除いた、計115曲になりました。
集計単語
「迷」の入る全ての単語です。具体的には次の通りです。
迷う、迷い、迷子、迷路
結果は……
25.2%(29曲)です!
4曲に1回は迷っていると考えると、かなりの迷子ちゃんですね。この比率は、「星」より多く、「夢」より少ない程度です。
内訳
くだらない唄、ダイヤモンド、Stage of the ground、ベンチとコーヒー、メロディーフラッグ、ロストマン、オンリー ロンリー グローリー、同じドアをくぐれたら、銀河鉄道、花の名、arrows、R.I.P.、三ッ星カルテット、透明飛行船、セントエルモの火、beautiful glider、友達の唄、ゼロ、グッドラック、トーチ、morning glow、Hello,world!、孤独の合唱、流星群、アリア、アンサー、リボン、記念撮影、望遠のマーチ
実際の該当箇所は、こちらへどうぞ。
所感
「迷う」という言葉1つとっても、実は「迷わない」のような否定形で用いられていることもあります。
・二度ともう 迷わない
・出会えたら 迷わないように
・迷わずひとつを 選んだ
・そんなに勇敢な選択だ いつまでも迷う事は無い
あるいは、迷子でなくなるという例もあります。
・迷子の足音消えた 代わりに祈りの唄を
・迷ってた僕と歩いたよ 偽物じゃない荷物だよ
上記のように、作詞者の藤原さんは、たびたび迷いを振り切ったときの曲を書くのです。
迷いを否定するときの定番モチーフが「君」です。「君」は曲の主人公「僕」にとっての他者です。「君」に触れることで温もりや温かさを感じ、「僕」はそれを求めているのです。強く、そしてずっと。
「君」がいるから、「君」と出会ったから、「君」の元へ向かおうとするから、「僕」は迷わないというものが「迷わない」のよくあるパターンです。これは今後も何度も出てくるモチーフになるでしょう(予言)。
とはいえ、大半(約60%)は普通に迷ってます。迷いを振り切った曲を書いても、また迷っている曲を書くのが、BUMP OF CHICKENなのです。これは「人はみな 望む答えだけを聞けるまで 尋ね続けてしまうものだから」でしょうね(※1)。
きっと「僕」は、得たいものを得続けられる日が来るまで、迷い続けます。「毎度お馴染みの理由で また延長」といったところでしょうか。
※1:中島みゆき「永遠の嘘をついてくれ」
まとめ
BUMPは迷子! でも、何回迷ったっていいさ!
おわりに
私は以前、このような面白い記事を見つけました。
この中で「BUMP OF CHICKEN迷いまくる説」も評判が良かったら挑戦するかもしれないと書いてありました。
ですが、待つより自分で調べた方が早いと思ったことと、なによりファンのひとりとして、どうしても結果が知りたかったため、調べて、共有の意味でこのコラムを書きました。
よろしければ、スキを押してくだされば幸いです。該当箇所をまとめた巻末資料もございます。
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