任国外旅行をどうしよう【Day209】
協力隊員は1年間に20日間の任国外旅行をすることができる。
これまで派遣国によって行く国が限定されていたのだが、昨年の10月からOECD加盟国まで行ける国が広がった。
もちろん安全性によっては行けない国もある。例えばルワンダの隣国はウガンダ、タンザニア 、ブルンジ、コンゴ民主共和国になるのだが、ブルンジとコンゴ民主共和国には安全上の問題で渡航はもちろん国境付近の立ち入りも禁止されている。
さて、任国外旅行の目的は隊員によって様々である。名目上としては派遣国で手に入らない物資の調達や生活・健康の向上等が目的とされている。
旅行に行く人もいれば、日本に帰る人、大学院の見学に行く人、他国にいる恋人に会いに行く人、全く旅行に行かない人など様々だ。
隊員の休日は派遣先に準じているので配属先から許可を取ることになっている。学校隊員の場合は長期休暇があるので、まとめて行く人が多いのではないだろうか。
私はというと、任国外旅行よりもルワンダ国内を旅行したいという気持ちが強い。
ただ、ひとつ問題があるのだ。
1学期終わりの2週間の長期休暇は、ルワンダにおいて『ジェノサイドウィーク』になる。
1994年に起きたジェノサイド(大虐殺)の追悼集会が各地域で行われる。この間はディストリクト間の移動が制限されて、基本的には任地から出ることができない。
つまり、2週間休みがあるというのにルワンダ国内を旅行することができないのだ。
そのため隊員によっては、ジェノサイドウィークになる前に国外に脱出して任国外旅行に行く人が多い。
次の休みの2学期は派遣されてからギリギリ1年にならないので、そこで任国外旅行に行くことも可能ではある。たが、ルワンダ北部や西部、他の隊員の任地にも行きたい。
ということで、派遣1年目の任国外旅行をどうするか絶賛迷い中である。
行きたい国は、ガーナ、ザンビア、タンザニア、エチオピア、ヨルダン(エジプトも迷い中)。
あわよくば行きたい国は、マダガスカル、ボツワナ、南アフリカだ。
基本的に観光はそこまで興味がなくって、そこで活動している隊員の生活や活動を見に行きたい。
正直、旅行であれば協力隊が終わってから行けばいいと思っている。
任地で現地の人々と同じように現地語を使って生活しているからこそ見えてくることはたくさんある。おそらくこれは旅では味わえないだろう。
だからこそ、任国外旅行は仲間たちが活躍している任地に訪れることに使いたい。
あとは予算と気候の関係である。
A. ガーナとタンザニアは単体
B. エチオピア経由でヨルダン
C. ザンビア経由でボツワナor南アフリカorマダガスカル
Bのヨルダンには教育系の隊員が多いので学校がある時期かつ春か夏に行きたい。(寒いのは苦手なのと厚着を持ってないので冬は行きたくない。笑)
Cの国々は南半球なので年末年始の暖かい時期に行きたい。
となると、4月はタンザニアが有力候補だ。隣国なので一番予算が安いというのこともある。
今のところの任国外旅行の希望は、
7月にガーナorエチオピア&ヨルダン
年末年始にザンビア
来年の4月にガーナorエチオピア&ヨルダン
折角他の国に行けるので充実した任国外旅行にしたいと思う。
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☆宣伝☆
ルワンダに任国外旅行又は海外旅行に来る方へ
学校を見学したい&授業してみたいという方はコメント又は連絡ください。
☆子どもたちも先生たちも訪問者はWelcomeです。事前連絡をもらえると助かります!
▷首都からバスで2〜3時間です。
→学校も家も幹線道路沿いなので交通の便はいいです。
▷最低でも2人は宿泊できます。
→ベッドとベッドマットあります。
▷黄熱病のイエローカードは必要ありません。お隣のタンザニアもいりません。
※ただし、黄熱病に感染する危険のある国からくる場合は必要になるのでアフリカ他国からくる方はお気をつけください。→詳しくはコチラで確認してください。
▷水:◯ 電気:◯ 電波:◯
→停電はたまにありますが、断水で困ったことは今のところありません。シャワーは水ですが、お湯沸かします。
▷希望があれば、アカジェラ国立公園も任地から車で行けます。
〈任地付近での観光〉
○アカジェラ国立公園
◯アカジェラコーヒー農園(横に女性支援の訓練所あり)
○サウナ&マッサージ
◯イミゴンゴアートセンター:ルワンダの伝統工芸イミゴンゴを体験できます。
◯Urugo Women's Center:宿泊もできるヨーグルト作り、イミゴンゴ、伝統ダンスを観れるようです。お土産も買えます。
◯キレヘ(移動時間1h):イミゴンゴやルワンダカゴを実際に作っているところがあります。
etc…
興味がある方は是非遊びに来てくださいね♪
(2020/02/25)任地177日目|No.58