春休みは引きこもり決定【Day210】
春休み期間中の引きこもりが決定した。
他国の同期隊員とタンザニアに行こうという話をしていたのだが、タンザニアもキリスト教のイースター時期で学校が休み。
さらに任国外旅行の申請は一ヶ月前までに出さないといけないだが、調査員さんに確認したら一か月半前に出して欲しいとのこと。
つまり、今週中までに予定立てて、飛行機やホテルの予約をして申請しなければならないので今回は見送ることにした。
そこまでして任国外に行きたいわけではないし、行ったところで見学したい同期隊員たちの学校が休みなのであれば仕方ない。
だが、ジェノサイドウィーク中は移動ができないので強制的に引きこもりだ。正確に言うと任地から出ることができないので、ルワンダ国内も観光できない。
せっかくの休みなのに任地から出られないなんて…
しかし、ルワンダのジェノサイドについて知るいい機会かもしれない。追悼式には参加できないものの、ジェノサイドウィーク期間にルワンダにいることはここで生活していて大切なことかもしれない。
とはいえ引きこもりとなる。
となると、楽しみは任地周辺のフィールドワークかハンドクラフトの製作、読書になりそうだ。
せっかくなので、鳥、虫、蝶、木の図鑑の他にもう一冊、花の図鑑を購入することにした。
※ちなみにこれまで購入した図鑑は以下の記事に記載しています。
以下の図鑑は首都で買ってきた本。
結構分厚くて、樹木や低木に関しては写真や説明と共に記載されているので見る分には結構楽しい。
ただ、残念ながら雑草や周辺にある植物がそこまで載っていなかった。この辺に生えている木は同じ種類が多く、図鑑に載っているような木が限られている。
図鑑の楽しみの一つは、「この花なんだろう?」「この虫の名前なんて言うんだろう?」という植物や生き物の出会いからその名前や生態を知るのが楽しいのだ。
そして、植物図鑑を探していたが東アフリカのものが見当たらない。ケニアとタンザニア北部の植物図鑑があったので、とりあえずKindleで購入してみた。
東アフリカではないものの、身の回りにある植物が400種類くらい載っており、見たことのある花もいくつかあった!私が求めていたのはコチラの本のようだ。
紙媒体でないので調べにくいのが難点だが、虫以外にも雑草の同定や植物自体の知識を広げていきたい。雑草は虫たちの食草になるので、足元の自然に目を向けた図鑑はワクワクする。
ちょっぴり、春休みが楽しみになった。
(2020/02/26)任地178日目|No.59