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リトル・ワンダーズ(映画)

友達が絶賛して勧めてくれたのでその日の夕方に観に行きました。
その行動力を自分ですごいと思いたかったのもあります。
新宿武蔵野館という何度か行ったことがある映画館。
席をネットで選ぶ時に、車椅子用座席の後ろを選んだら車椅子のお客がいなかったので足を伸ばせて良かったです。

映画の感想↓
始まりは不穏なものでした。
これでもかというセンスの提示。
おしゃれ、かっこいい、かわいい、ユーモア。
テロップでワイオミング州と出て、北欧だと勝手に思ってたので意外でした。
最初は入り込めずに退屈でしたが、途中から映画らしいというと何ですが、良い場面、良いセリフ、良い展開があっておもしろくなります。最終的には誰かに勧めたくなるほど気に入りました。
ただ、どこかで見た現代のグーニーズというのはちょっと違うかなと思います。同じのは子供が主人公ってだけ。
監督の世界感なのでしょうが、ファンタジー要素やパイのためという理解はできるけど感情移入できない設定じゃなければ、もっと幅広い人に観られる映画になったのではと思うところはあります。つまり、そのセンスを封印してもうちょっとエンタメに寄せるという言い方になります。
それをしたら意味がないんだというのも理解はできますが、センスって良すぎると人を選ぶようになるなとも思います。
この映画が好きな人はそのセンスが好きなんでしょうから、狭く太く刺さるにはこれが正解なのでしょうが、本当に現代のグーニーズを観てみたかった気持ちもあるわけです。
なんだかんだ書いてますが、観る価値ある映画です。

リトル・ワンダーズ


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