レストラン イルヨドウゴを道後温泉で開催します
「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」の「クリエイティブステイ公募プログラム」に応募があった753名のなかから、光栄なことに50名の参加クリエイターに選んでいただきました。
クリエイティブステイ公募プログラムとは
日本最古といわれる道後温泉では、本館後期保存修理工事期間中の新しい活性化策「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」を実施しています。
その一つ、クリエイティブステイ公募プログラムで、アート、デザイン、映像、パフォーマンス、文芸、食など文化や芸術分野のクリエイターを公募しました。審査が終了し、参加が決定したクリエイターを発表します。
応募人数753名から選ばれた50名のクリエイターは、道後温泉地区に1週間程度滞在します。滞在中は、地域の歴史、文化、人、風景などに触れながら、創作や交流活動を行います。また、滞在の最後に、道後温泉や滞在期間中に交流した人たちに向けたビデオメッセージを作成し、後日YouTubeで公開します。
プログラムを通して、道後温泉で文化芸術活動を行う人材を発掘します。また、多様な視点や感性を通して道後温泉をPRし、観光振興や関係人口づくりを進めます。
「侍キュイジニエ」として、料理人の大野尚斗さんと、ソムリエの成澤亨太さんとともにチームで参加します。12月上旬に愛媛・道後温泉に滞在して、松山市、ならびに愛媛の食を知る旅を、1週間かけてまわってきます。
侍キュイジニエとしては、昨年11月に、伊勢市クリエイターズワーケーションの参加させてもらい、その際にもポップアップレストラン「MIKASHIKI」を開催しまた。
そのハイライトになるのが、2日間限りの期間限定レストラン「イルヨドウゴ」です。
松山や愛媛を代表する生産者さんからの食材とともに滞在中に出会った食材もふんだんに使い、大野さんが料理を、成澤さんが料理に合わせたペアリングをご用意して、お客様をお迎えします。
シェフ 大野尚斗
1989 年福岡県出身。2008年4 月 高校卒業後 福岡中洲の人気フランス料理店「旬FUJIWARA」にて見習いとして修業を開始。2011 年、「The Culinary Instituteof America」ニューヨーク本校へ入学。在学中に「 TheNoMad」(ミシュラン一つ星)にて勤務。ガルドマンジェ(野菜)とポワソン(魚)部門シェフを務める。The CulinaryInstitute of America 卒業後、2014 年から2年間、シカゴ「Alinea」(ミシュラン三つ星・在籍時、 世界のベストレストラン50・世界9 位)にて勤務、部門シェフを務める。帰国後、日本国内数店で研修し、包丁1 本持ちヨーロッパをバックパッカーでまわった後、代官山「レクテ」(ミシュラン一つ星)にて勤務、スーシェフを務める。赤坂の1 年限定会員制レストランにてExecutive chef を務める。2019 年10 月14 日~ 12 月14 日 スウェーデン「Fäviken」(ミシュラン二つ星)研修。2020 年3 月 ペルー「Central」(世界のベストレストラン50・世界6 位)研修。 現在、独立準備中。
支配人・ソムリエ 成澤亨太
1978年東京都生まれ。東京都内にて数店舗でのソムリエを経て、支配人・ソムリエとして銀座「’Odorante」、麻布十番「Liberté a table de TAKEDA」(ミシュラン一つ星)にて研鑚。フランス・パリ「Restaurant TOYO」の東京ミッドタウン日比谷の日本初出店を受け、統括支配人 兼エグゼクティヴ ソムリエとして現職に。今までに経験した国内外の様々なレストランとのコラボレーションを基軸に、現職の傍ら、自身のプロデュースする「Restaurant Solfège」を自由が丘にオープン。様々な飲食店やバーのドリンク監修、またTBSドラマ 「グランメゾン東京」のワイン選定、Nespressoイベント・デザート監修等、レストラン業務の枠を越えた活動を行い、フレンチの枠に留まらないイノベーティブな料理に合わせて世界中の飲料からのペアリングを提案している。
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変な名前のレストランですが、コロナ禍で「不要不急」といわれ続けた外食から、「いや、レストランいるでしょ」「外食いるって」「生きる上で会話のある食事はいるよ」というメッセージを出せたらと思い「いるよ(イルヨ)」という名をつけました。
それは旅行もそうだし、湯治(温泉)も同じだと思うんです。「旅もいるよ」「温泉もいるよ」。
そして僕たちは、クリエイターとして12月に「道後にいるよ」なんて。
年末12月お忙しい時期とは思いますが、コロナが落ち着いている今、「やっぱ、レストランも旅も温泉も、”いるよ”ね~」と実感しに、松山・道後温泉にいらっしゃいませんか?
そして今回は道後の名店「海舟」の坂本紀征さんとの協力して実施することができました。会場は、本当にすばらしいので、伊勢以上の体験をお届けできると思っています。
「Restaurant Iruyodogo(レストラン イルヨドウゴ)」
~変換する食事会~
日時:2021年12月5日、6日 17:00開場 17:30スタート
場所:道後・海舟(愛媛県松山市道後湯之町15-27)
金額:35,000円(ドリンクペアリング・税サ込み)
予約問い合わせ:江六前一郎
edit.magari@gmail.com(DMまたはメールにて)
※すでに残席少ないのですがお問い合わせくださいませ。
僕自身は、レストランのディレクターとして参加しています。「イルヨドウゴ」のコンセプトや、コンセプトを料理に落とし込むうえで「変換」をテーマにすることを考えたりしています。
ただ食べるだけではなく、クリエイターとして何か、お客様の心に残る一夜になればと思っています。
STORY
旅はいるよ 温泉もいるよ
外食はいるよ レストランもいるよ
伊予にいるよ 道後にいるよ
僕たちは 生きているよ
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レストラン イルヨドウゴ
〜変換する食事会~
湯温を体温に変換する場としての温泉、食事を体を動かすエネルギーに変換する場所としてのレストラン。2つの場所には「変換の場」という共通点があります。
新型コロナウイルスのパンデミックの世界では、人間同士の身体的な接近が世界を混乱させるとして、不要不急と多くの場が切り捨てられました。温泉もレストランも、そんな失われた場所の一つです。
入浴だけなら家の風呂で十分。
食事は家でできる。
しかし、本当に温泉やレストランは、不要不急なのでしょうか?
温泉もレストランもエネルギーの変換場所である以上に、「生きる喜び」という根源的な無形のエネルギーへの変換場所でもあります。
私たちは生きることを楽しむために、生まれてきたはずです。
そんな変換の場のひとつとして侍キュイジニエは伊予・道後温泉内にレストラン 「イルヨドウゴ」を2日間オープンさせます。
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愛媛は、前職の雑誌時代に何度も訪れた県で、産地をまわったこともあります。それから5,6年ぶりにの愛媛・松山で楽しみにしております。
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