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【ESO】DLC「デッドランド」への感想。(ネタバレあり)

先日、ついに実装された最新DLCのデッドランド。
New Worldショックの影響かどうかはわからないけど、今回このDLCは実質無料で、アクティブユーザーにとってはすごくありがたい話だと思う、前回の実質無料DLCは確かにマークマイアで、およそ3年前のことだった。

ここで言っておくけど、ネタバレ全開のつもりで今回の感想を書くから、まだメインクエストをやってない人は絶対に見ないでください。


今回の話は「ブラックウッド」の続編で、メエルーンズ・デイゴンがタムリエルを侵略しようとする話。

ブラックウッドの本編では、デイゴンの司祭であり、レヤウィンの評議員でもあるErtus Vandaciaの野望を止めて、一旦デイゴンを追い払ったけど、デイゴンを崇拝するOrder of the Waking Flameという教団はSister Celdinaの元に、今度はFargraveという町を狙うことから、デッドランドの物語が始まる。


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まずこのFargraveだけど、初めて辿り着いた時はすごく驚愕だった、その理由は作り込みが半端なかったからだ。デイドラと定命の者が共存し、すごく神秘的な雰囲気をする町で、ESOの既存してる町の中でも一番「異世界」という感じがある。

とりあえず、この物語の前半はいつもの通りの感じで、Fargraveの住民と一緒に侵略者を追い払うという内容で、最終的にSister Celdinaとデイゴンの部下であるValkynaz Nokvrozを倒すことで前半が終わる。


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これまでの物語についてだが、主に4人目のAmbitionの登場となぜデイゴンはレヤウィンを狙ったのかを説明する感じで、ブラックウッドでは謎のままであったVandaciaの「Longhouseの皇帝が始まったことにケリをつける」という言葉を説明した。

結局今回の件はレヤウィンの皇帝が自分の野望を達成するために、デイゴンと契約して、3代渡ってすべてを準備してきたけど、最終的にデイゴンにハメられて一族が断絶した。

で、たとえ彼らの計画が成功しても、ブラックウッドで見せられた未来の通り、皇帝になるのはVandaciaだから、多分Longhouseの皇帝たちはただのやり損いだと思う。


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後半の内容で、Ambitionのことだけど、多分今回一番予想外なのはSombrenの裏切りだ。
Ambitionの中に一番訓練されてて、特にDestronの死をきっかけにして、Caliaを絶対守るマンになってて、すごく主人公っぽかった彼が、まさか自らデイゴンの部下になるとは、多分誰も予想できなかったんだろう。

誰よりも役に立とうとし、自分たちの力をうまく操れるようにする彼が、Mysterium Xarxesに手を出したのは一番致命的な選択だった。
結局、彼は「Ambitionの力の源はメエルーンズ・デイゴンだから、うまく操れるのはデイゴンだけ」という結論にたどり着き、4人のAmbitionの力をデイゴンに捧げようとした。

こうして、一番主人公っぽかった彼が、ラスボスになった。


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今回のメインクエストのラスボスはSombren+メエルーンズ・デイゴンという形で、まぁいつも通りの面倒くさいギミックだったけど、展開が熱く、しかも決戦の地はTES4をやったことある人にとって、とても懐かしい場所だと思う。

実はこのDLCでデイゴンとの決着をつけるとは思わなかった、だってブラックウッドは「ゲート・オブ・オブリビオン」のパート1だったから、てっきりデイゴンとの戦いは数年くらいかかると思ってた。

で、結局プレイヤーはFour Ambitionsの力を逆に利用して、デイゴンをオブリビオンの一番深いところに追放した(=デイドラの死に近い状態)けど、Four Ambitionsの力はLyranthに奪われ、彼女はいにしえの約束を果たすためにこの力が必要で、プレイヤーとはもう同盟関係じゃないという言葉を残して消え去ったから、多分来年のチャプターは彼女の物語じゃないかと思う。


とりあえず、今回の「ブラックウッド+デッドランド」の物語は10分に5分くらいだと思う。
減点の理由は主にAmbitions関連で、まずブラックウッドはまるでAmbitionsこそが主人公で、プレイヤーはあくまで補佐みたいな感じで、すごく新鮮だったけど、結局デッドランドになったらいつも通りに戻ったから、そこはがっかりした。

しかもSombrenはデッドランドの初登場で言動はすでにおかしくなり、二回目の登場はもう裏切ったから、「Mysterium Xarxesを読んで段々おかしくなってる気がする」とCaliaは言ったけど、彼の裏切るに関する変化や過程はマジでこれだけだったから、正直にいうと納得できるわけがない。

そもそも、ブラックウッドの時はすでにFour Ambitionsはデイゴンがタムリエルを侵略するための武器で、時が来たら全員殺して力をデイゴンに戻す必要があると明言したから、たとえその力をうまく操れるのはデイゴンだけだとしても、そのままデイゴンの部下になるわけがないんだろう。

とはいえ、屋上で巨大デイドラプリンスと対決するのはシリーズ初で、デイドラプリンスと戦うのはサマーセット以来だ、ここはすごく楽しかったから、とりあえず5分をあげた。

(※モラグ・バルとノクターナルはどれも巨大サイズで戦ったことがない、モラグ・バルのアレはイベントだけ。)


Sombrenのせいで、シナリオはちょっと微妙になっただけじゃなく、システム面のアプデもあまり芳しくなかった
まずいわゆるアドオン「アルファギア」と同じ機能を持つ、プレイヤーのビルドや装備を登録するシステムが追加されたけど、それは変性システムと同じく「武装台」というもので行う必要がある上、このシステムは課金しないと満足に使えないので、はっきりいうとこの武装台に使う道がないと思う。

ユーザーが求めるのはいつでもどこでもボタン一つを押せば、ほしいビルドに変えること、武装台なんてダンジョンや試練の中で使えるわけがない、それを可能にするために武装NPCを買わないといけなく、しかも5000 Crownという結構高い値段にしてるし、もうアルファギアのままでいいんだよね?

一応、武装台は装備とアビリティの構成だけじゃなく、ステータスとCPポイントまで記録してくれるので、いわゆる両立ビルドを作る必要がなく、全部特化ビルドにすることが可能だ。
ただ、上記のNPCは5000 Crownの上に、ビルドを記録するスロットも一つに1500 Crownだから、まともに使えるために相当の課金を打ち込まないといけない。

もう一つはコンパニオンのこと、これは自分が勝手に期待したことで、勝手に失望したというのはわかるけど、結局デッドランドに新しいコンパニオンが実装されなかったっぽい。

デッドランドのゾーンチャットでこれについて他のユーザーと話してみたけど、「コンパニオンというシステムを作っておいて丸投げした」という感想も結構多く、多分数ヶ月経っても新規コンパニオンが実装されなかったことに不満を持つユーザーは結構いると思う。

確かにアンカーにも喪心の嵐やドラゴンのようなアクティブアイコンが追加されたけど、正直にいうとそれよりワールドイベントコンテンツのデッドランドの入り口を表示してほしい。
今更ベースゲームのドメインアンカーにアクティブアイコンを追加しても別にそんなに変わるわけじゃないから。


という感じで、今回DLCデッドランドのシナリオはいいけど、システム面は相変わらず顧客が本当に必要だったものを理解してない、いつものZoSだと思う。

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