【EU4】宝鐘海賊団でアジアの海を制覇したい!ーー②
前回はこちらです。
今回は宗教改革の時代に突入し、カトリックからプロテスタントに改宗した上、短期間にジャワ島とフィリピンの一部を制圧したため、君主点の減りも反乱も非常に激しかった。
マジャパヒトの衰亡
ジャワ島への植民が終わり、前線基地となる領土を確保できたため、我が海賊団はすぐマジャパヒトへの侵攻を始めた。
マジャパヒトはジャワ島の一番強い勢力だったが、同盟はカリマンタン島のクタイしかなかった。
しかも、マジャパヒト自体も反乱が起こってて、その数はなんと16000人!
マジャパヒトの軍勢と同じ数であり、マジャパヒトの軍事技術も低いため、その反乱ですら対処できなかった。
そしてこっちにはマジャパヒトの宿敵であるスンダがついてるため、制海権さえ取ればまず負ける要素がないだろう。
最終的にマジャパヒトは破られ、クタイも白紙和平を受け入れた。
実は最初からクタイまで侵攻し、家臣にしようとしたけど、流石に周りの国は同盟であってもそれを許してくれなかったため(要は侵略的拡大が100を超える)、クタイには一切手を出さなかった。
戦後のマジャパヒトはかろうじて生きてて、2つの領土しかない小さな国にまで落ちたが、残念ながら彼らを生かすわけにはいけないんだ。
そもそもここまでマジャパヒトに拘る理由は領土の拡張だけではなく、同盟であるスンダを牽制するためだった。
確かにこの戦争では同盟として参戦してくれたけど、戦後の我が海賊団とスンダの関係は一気に悪化した。
フィリピンへ
侵略的拡大が高すぎるため、これ以上ジャワ島からの侵略行為は不可能だから、北のフィリピンへ侵入した。
フィリピンの諸勢力は弱く、20000以上の一味を持つ我が海賊団に対抗できるわけもなく、初戦で3つの国があっさりと落とされた。
展開は思ったより順調だったし、侵略的拡大を気にする必要もないから、勢いよく他のフィリピン勢を攻めようと思いきや、スンダからの参戦要請が来た。
それは、西のスマトラ島への侵攻するための支援要請である。
ジャワ島に上陸した我が海賊団に不満があって関係が悪くなったとはいえ、マジャパヒトとの戦争ではちゃんと協力してくれたから、こっちも拒否する理由がなかろう。
しかし、これは単に同盟を維持するための参戦で、そもそも我が海賊団の主力部隊は全部フィリピンにいるため、結局艦隊だけを派遣し、海上封鎖しか行わなかった。
スンダとの袂別
フィリピンを統一しようとした我が海賊団だが、前回のスンダの戦争で一つ大事なことに気付いた、それはスンダがスマトラ島の東部の海岸部を完全に制圧してること。
つまり我が海賊団はスンダを倒さなければ、スマトラ島に進出することができないという意味だ。
そのため、ここでスンダとの関係を見直さないといけない。
もしここでスンダを放置すれば、スンダとの同盟は長く続けるんだろう、やがてスンダはスマトラ島を統一し、マラッカ王国と雌雄を決することになると思う。
この場合はスンダが勝たないと、今後ヨーロッパ勢と戦えるほどの軍事力がないから、我が海賊団も全力でスンダをサポートするしかない。
しかし、これは我が海賊団がスマトラ島への上陸を諦めるという意味で、今後はオーストラリア方面に展開するしかない。
マラッカは東南アジアの中で一番価値のある交易ノードであり、マラッカを制圧できればインドネシア・フィリピン・マレーシア全土を手に入れることも別に夢ではない。
…が、スンダを倒したら、今後ヨーロッパ列強との戦争はほぼ自力で対抗するしかないから、ここはスンダを見逃してやろと思った。
そんな時に、我が海賊団がスンダと開戦するしかない理由が現れた。
それは、スンダはジャワ島の中部にあるブランバンガンとバリが同盟してる上、もし我が海賊団がブランバンガンかバリと宣戦布告したら、スンダは敵につくようになるということだ。
ブランバンガンとバリには町を開発する時に使われる君主点を減らす特産品のボーナスがあるため、世界交易までの制度を自力で発祥しようとする我が海賊団にとっては必要な領土だから、例えスンダと開戦してもやむを得ない。
というわけで、我が海賊団はブランバンガンに宣戦布告し、スンダとの全面戦争が始まった。
ちなみにマジャパヒトはスンダの従属国になったため、彼らも参戦した。
もはや我が海賊団以外のジャワ島にある勢力を一気に掃討するしかない。
ブランバンガンへの侵攻はただスンダとの開戦の口実で、そのブランバンガンも開戦早々落とされた。
しかしスンダの軍勢は非常に強く、20000の一味対14000のスンダ軍で、我が海賊団が負けてしまった、スンダ軍は生き残った一味を追いかけ、全滅させようとしたが、ブランバンガンにいた14000の一味と9000の傭兵がギリギリ間に合ったため、スンダ軍は後退した。
そこで、我が海賊団は一味を立て直し、再びマジャパヒトの首都へ進軍した。
スンダ軍は善戦したけど多勢に無勢、結局崩壊した。
戦争はスンダの首都の陥落で終結。
ブランバンガンを始め、マジャパヒト全土、そしてスンダの東部も我が海賊団の領土になった。
宗教改革の時代、そして混沌へ
しかし、この戦争の代償はとても大きかった。
まずは両方にも大きな人的損失があって、特に我が海賊団はスラウェシ島への侵攻から戦争は絶えることがなかったため、人的資源は0になってしまった。
そして、大量の領土を奪ったせいで、君主点も維持できなくなった。
しかもスンダとの戦争が終わった途端に、宗教改革の時代が始まった、そこで我が海賊団はプロテスタントに改宗することを決めた。
理由はインドネシアの土地はあまり開発されず、マラッカを制覇するまで教皇庁に税を払えるほどの余裕がない、そのため枢機卿も派遣されず、つまりカトリックとしての強みを発揮できないのだ。
でも、改宗したらすぐ全土のカトリック領をプロテスタントに改宗させないと反乱が起こるし、威信も-100となり、戦争できなくなっちゃう。
これまで大量の領土を奪ったため、必然的に反乱も激しかった、そして我が海賊団の領土はバラバラで鎮圧しようとしても航海中に人的損失が発生する。
なので、第一次宝鐘海賊団・スンダ戦争が終わった30年ほど、他国への侵略する余裕がまったくなかった、しかしそれは他国と戦争してないだけで、内紛がひどかった。
幸いのことに、我が海賊団はモルッカ諸島の交易ノードを保有してるため、収益だけはプラスの方向へ進んだ。
そのお金を使い、反乱を対処できるように一味の士気を維持しながら、各地の自治度を上げ、そして改宗に伴い、反乱も徐々に収まってきた。
国内の情勢のせいで、完全に止まってしまったフィリピンとジャワ島を統一する計画はようやく1555年前後に再開できた。
我が海賊団と違い、モルッカ諸島の交易ノードを失ったスンダは立て直せなく、もはや風前の灯火である。
そこで30年前と同じ、我が海賊団がバリ島へ宣戦布告することで、第二次宝鐘海賊団・スンダ戦争が勃発した。
前回とは違い、今回は40000ほどの一味がいる、それに対しスンダは11000の兵しかなかった。
スンダは一味に圧倒され、ジャワ島にある領土は一つしか残されず、実質ジャワ島から撤退した。
我が海賊団はそのままスンダを滅ぼす勢いだったけど、そこで両方の同盟でもあるバンジャルとサンバスの仲裁により戦争が終わった。
(補足:同盟であるバンジャルとサンバスがスンダと同盟したから、開戦したらこっちはすべての同盟を失うため、諦めるしかない。)
黒船来航
第二次フィリピン侵攻の準備中に黒船がやってきた、カスティーリャとポルトガルだ、これは東南アジアの勢力にとって、ともて大きな出来事である。
技術は我が海賊団はレベル10に対し、カスティーリャはすでにレベル13、攻められたら勝てる相手ではないとすぐわかった。
もはやフィリピンの諸勢力と戦う場合ではないため、すぐ遠征を中止し、植民地主義の開発を準備した…が、ここで一つの予想外のことが発生した。
気付いてない間に、植民地主義だけじゃなく、活版印刷まで自然伝播されてるので、お金さえあればすぐ最新の技術まで取得できる。
しかし、決して安くはなかった、植民地主義だけで1100のゴールドが必要のため、受容するには大量の借金を作ることになる。
でも、来るべき艦隊決戦に向けてこの借金は逃れない。
そのため、我が海賊団は7年ほどの借金生活が始まったが、新しい制度を受容することで、技術は飛躍的に進歩し、カスティーリャもポルトガルもちょうどカトリック・プロテスタント戦争の真っ最中で、こっちへの植民が進んでるだけで、宣戦布告はしてこない。
そして借金返済の暁に、活版印刷も十分伝播してて、わずかの300ゴールドで受容できるようになり、我が海賊団は一気に先進国となった。
再びフィリピンへ、そして貿易会社の成立
宗教戦争中のカスティーリャはなんと34隻の船しかなく、技術レベルがほぼ同じの今ではまず脅威にならないため、第二次フィリピン侵攻を始めた。
一気に3つの国を落としたけど、明の朝貢国であるトンドを倒すために、今回はトンドと同盟してるブトゥアンを見逃した。
フィリピンでの戦争は順調だけど、統治キャパシティはすでに上限を超えてることに気付いた。
このままだと拡大してもあまり意味がなく、最悪の場合は足手纏いとなるから、直轄を諦めてフィリピン全土を貿易会社に任せた。
確かに税金も人的資源も減るけど、その分フィリピンでの交易シェア率が60%を超えて、大半のお金もモルッカ諸島の交易ノードに流されたため、我が海賊団の資金面も潤沢となった。
すでに東南アジアの海を制覇してる我が海賊団だが、統治キャパシティの問題でこれ以上拡大できず、今は余裕がないけどいずれカスティーリャとポルトガルも攻めてくるんだろう。
そのために今はまず内政と技術の発展に専念し、カスティーリャ以上の無敵艦隊を作るべきだ。
次回はこちらです。
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