【ESO】初心者向けのDPS基礎講座③ ー 武器編
最終更新日:2024年3月
前回の解説はこちらです。
スタミナ系武器について
スタミナDPSの武器は3種類がある、「両手持ち」・「二刀流」・「弓」です。これらの武器はそれぞれのスキルラインがあるため、それぞれのアビリティとパッシブを持っている。
極端に言えば、両手持ちはPvP向け、二刀流はPvE向け、弓はPvPもPvEもこなせる、という感じだったけど、これもはるか昔の話で、はっきり言うと、最大限のDPSを求めていなければ、両手持ちでも二刀流でも大丈夫です。
簡単に言うと、もしあなたは同じ装備とアビリティ構成を使って、二刀流では45kのダメージを出せるけど、両手持ちに変わったら42kまで落ちる可能性がある、その3kのDPS差は本当に必要なのかどうかで決めればいいと思う。
チャプター・ハイアイル現在、片手剣と盾以外のスタミナ向けの武器は全部DoT系2つとダイレクト系2つのアビリティを持ってる。
しかし、二刀流にダイレクト系が2つあると言っても、実際は優先的に「猛攻」の方が選ぶべきなので、「隠し刃」はあくまで選択肢の一つだけ。
同じ理由で、弓の「乱れ撃ち」もあくまで選択肢の一つだけです。
両手持ちのメリットは、まず装備集めが簡単です、武器の一つさえドロップしてくれれば十分だからね。二刀流は片手武器が2つも必要なので、運が悪い場合、2-3ヶ月が経っても揃わないこともある。
昔は武器のパッシブとアビリティの性能の関係で、二刀流・弓の方がやりやすかったけど、バランス調整により、実際今の両手持ちでも普通に高いDPSを出せるため、RP優先でもDPSを確保できる。
もう一つのメリットは「死刑執行人」というアビリティだ、いわゆる処刑系アビリティで、敵のHPが50%以下になるとアビリティのダメージが徐々に上がるという感じ。
基本敵のHPが25%以下になると、鬼神のようなダメージを出せる、例えば表記ダメージが6000の場合、敵のHPが25%以下かつクリティカルだと一発40000以上のダメージを出せる、しかも脳筋連打できるので、その爽快感は半端ないです。
弓はどのクラスでも、「終わりなき歓呼」/「弾幕」は大体総DPSの10%から14%くらいのダメージを与える、しかも「毒注入」というDoTアビリティもあるから、結構強かったけど、2022年8月22日のアプデにより、大半のDoTアビリティの継続時間が20秒以上になったことに対し、終わりなき歓呼の継続時間は15秒のままだから、昔に比べてちょっと使いにくくなった。
ダイレクト系のアビリティだけど、実際今のバージョン(2021年3月)だと、全クラスも最初からダイレクト系のクラスアビリティがあるので、よっぽどの理由がなければ、武器のダイレクトアビリティを使う必要はあまりないと思うが、さっきの言った通り、両手持ちは死刑執行人がないと完全に二刀流の下位互換になるし、二刀流の連続打撃も結構強力なので、そこは吟味したいところだね。
マジカ武器について
スタミナ武器と違い、マジカの武器は破壊の杖しかないため、スキルラインもパッシブも一つしかない。代わりに「業火」・「氷」・「稲妻」という3つの属性がある。
ここはまずその属性について説明しよう。
・業火=DoTとStatus effect(各属性の固有DoT)のダメージが上昇する。
・氷=ガードする際、消費コストがマジカになる、フルチャージした重攻撃を行うと術者(自分)にシールドを貼る。
・稲妻=ダイレクトとチャネリングのダメージが上昇する。
つまり、氷はタンク用武器なので、DPSはまず使わないが、例外としてウォーデンはDPSでも氷杖一択。
武器の構成はアビリティで選べばいいだろう、例えばマジカビルドだと、メインハンドは当然破壊の杖にするけど、リソース管理のためにサブは弓や二刀流にして、一部のDoTアビリティをスタミナ系にするのは今の主流だと思う。
破壊の杖自体もアビリティの構成によって変わるけど、大雑把にいうとメインハンドは稲妻でダイレクト強化、サブハンドは業火でDoT強化にすればいい。
スキルラインは一つしかないため、昔はDoTアビリティが足りないという可能性はあって、メイジギルドのアビリティを使わないといけなかったけど、2022年3月のアプデにより、大半のアビリティのダメージはリソースに問わず一番高いステータスに依存するようになったため、マジカビルドでもスタミナ武器とそれらのアビリティを使える。
これにより、マジカビルドのDoT不足は解消され、ビルド構成の自由度も高くなった。
エンチャントについて
まず言っとくけど、錬金の毒を使ったら、武器のエンチャントは無効されるので要注意。
基本使うのは各属性のダメージと一時的に武器のダメージを上昇させるだけ。
「○○のマジックダメージを与える&リソース回復」のやつはおすすめしない、理由は重攻撃とポーションでリソースを回復した方が効率的だから。
一時的に武器のダメージを上昇させるというエンチャントはメインかサブ武器に一つだけを付与すれば大丈夫だ、ただし、二刀流に付与すると効果は半分になるからおすすめしない。
ダメージ系のエンチャントは武器による軽・重攻撃と該当武器のアビリティで発動するけど、自己バフ系は軽・重攻撃でしか発動しないため、二刀流をサブ武器として使う時に、武器のダメージを上昇はメインにする必要がある。
それは二刀流の軽攻撃は右→左→右という感じで交互するので、例え2つの武器にも武器のダメージを上昇のエンチャントを付与したとしても、基本片方の効果しか発動されないからだ。
ちなみに、エンチャントの属性ダメージはエンチャントのレア度に依存するので、スタミナビルドもマジカビルドも、ダメージ自体は変わらない。
特性について
特性の当たり外れは非常に激しいので詳しく説明する必要はしないと思う、とりあえずDPSの武器であれば使うべき特性だけを解説しよう。
・ニルンホーンド=武器のダメージを底上げ。
・注入=武器エンチャントのクールを減少し、効果を増加。
・鋭利=「貫通」を増加。
・正確=クリティカル率の増加。
・チャージ=スタータスエフェクトの発生率が増加。
NecromまでステータスエフェクトのDPSはやや微妙だったけど、DLC Scions of Itheliaから仕様は大幅に変更したので、チャージの方が強いクラスも存在する。
ニルンホーンドはやや特殊で、クラグローンにしか低確率でドロップしないため、この特性の武器は基本クロックワーク・シティの変性台を使わないと手に入らない。
やり方はすごく簡単で、まずギルドショップで欲しいタイプのニルンホーンド付きの武器を買って、それを生産ステーションで研究すればいい、研究が終わったらクロックワーク・シティの変性台で、同じタイプの武器をニルンホーンドに変えれるはず。
二刀流の場合、オフハンドのダメージは半分しかないため、絶対にニルンホーンドにしてはいけない。
注入は武器エンチャントの効率を上げるため、一時的に武器のダメージを上昇させるエンチャントと併用すべき、理由はエンチャントの発動回数も効果も増えるからです。
鋭利はキャラの貫通値を上げる、貫通とは敵の防御力を無視するステータスだと思えばいい、昔は必須だったけど、今はCPシステムやデバフで十分する程の値までいけるから、わざわざ武器の特性で上げる必要はなかろう。
正確はクリティカル率を増加する、PvEでは実数の武器ダメージよりクリティカル率の方が効率高いので、ぶっちゃけ一番強い気がする。
武器はこれくらいで十分かな?次回は防具の解説をします。 → こちらです。