朝鮮半島・満洲史を追う(13)〜満洲事変(2)

思わぬアクセス数に気を良くしてしばらく続けることにしました。

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高校の教科書には、日本が大陸進出の足掛かりとして自作自演の満洲事変を起こして日中戦争(支那事変)から太平洋戦争へのきっかけとなった、的なことしか書いてないが、これは印象操作の感じが強い気がします。もっと世界史の大きな流れで日中・日米戦争を捉えてみたい、と思う人は多いはず。

幕末・開国まで遡ると、当時はオスマン帝国、ペルシャ、ムガール帝国、清国、と陸の帝国ロシアの南下を海の王者イギリスが押さえ込もうと躍起になっており、そろそろ日本がヤバイと感じ始めた時代。

日清戦争、日露戦争でロシアを抑えたものの、ソ連になって満洲を占領され、満洲事変を経て満洲国を建国します。ここら辺りから英米が日本をこのまま放置できないと感じたのか太平洋戦争に突入していきます。最後、ソ連がまた満洲に侵攻して来るんですけどね。

満洲事変あたりまでの戦争は日本本土の防衛・安全保障のためだったはずで、それが大東亜共栄圏だか言い始めて日本全体がおかしくなっていきます。

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別の場所にも書いていますが、会社で偉くなることだけに興味があって、理念とかやりたいことは二の次、言い訳、の人っているでしょ?大日本帝国末期はそんな感じじゃないですかね。最初から東アジア、東南アジア含めて欧米に対抗しようと思って戦争始めたようには到底思えないです。

長くなるのでここまで


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