副業について(1)
筆者は自由業なのであれこれ事業を試しては軌道に載せる、ようなことを日々実践しているのですが、会社員の方なら収入源は会社の仕事だけ、と言う方が大多数だろうと思います。昨今、経済団体のお偉いさんが終身雇用は諦めてくれ、その代わり副業は解禁するから、と言う流れになりつつありますが、会社から給料をもらうことしかなかった人が急に副業って言われても、と言う人も多いだろうと思います。そこで筆者が副業、複業、について思うところを書いてみたいと思います。
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まず、副業解禁とは言っても、会社は競業を避けるため、会社で得た知識や人脈を自分の事業に使ってくれるな、と言う縛りを掛けるのが普通です。不正競争防止法という法律もあります。要は会社の看板・資産で得た人脈・金脈を個人が勝手に使うな、と言うことですね。特に技術者が得た技術情報や営業マンが取ってきた営業情報(案件とか人脈)などが問題になります。
よって、会社と喧嘩する気ならともかく、普通は会社と関係のない人脈、仕事、から始めるのが普通で無難です。
ではそんないい話にはどんなものがあって、どこからそんな情報を仕入れたらいいのか?
(1) 書籍やネットで流布されている一般的な情報
(2) 個人的な繋がり
(3) その他
(1)には不動産や金融の投資も含まれます。ある程度まとまった資金が準備できるなら老後を考えて不動産投資も視野に入れるといいですが、今すぐ出せるのは数十万がせいぜい、のレベルの人は不動産も株もお勧めできません(と言うか買えないし儲からない)。
投資以外の副業に何があるのか、実情をざっと俯瞰するため(1)の情報を漁るのもいいですが、まず儲からないと思っていた方がいいでしょう。他人が儲かる情報にわざわざ金をかけて宣伝するはずがないからです。ちょっと考えればわかることです。信用も実績もある人を知っているなら(2)がいいのはいうまでもありません。
ではそれ以外の人はどうしたらいいか?
では次回はそんなことをお話ししましょう。
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