マガジンのカバー画像

Something new

6
日々の何気ないことを含めて、あたらしいアップデート。
運営しているクリエイター

記事一覧

家を渉る劇 「バイオマス・マクベス」上演します

シェイクスピアの名作『マクベス』は、将軍マクベスが魔女の予言にそそのかされ王を殺し、暴君に成り果てる物語です。ついには「バーナムの森が動かない限りマクベスは安泰である」という魔女の予言にも裏切られ、森を従えた復讐者マクダフに討たれます。 今回の上演は、その物語を木材を巡るエコロジーの観点から再解釈したツアー型の野外演劇です。観客は演者と共に、森、木材集積場、バイオマス発電所を巡りながら、この悲劇に立ち会うことになります。マクベスの野心と破滅、それに魔女たちの声は、人間の営み

文化的景観研究集会(第12回)登壇します

奈良文化財研究所の惠谷浩子さんに誘われて、文化的景観研究集会の座談会に登壇させて頂きます。 「風景を耕す、その悦び」 風景は、目に見えるもの(visible)と目に見えないもの(invisible)との関わりによってできています。いずれも、その土地に生きる人たちが、環境と手を取り、生み出してきたものです。だから、この先の風景を考えることは、私たちがこれからをどう生きるかを考えること、そのものと言えるでしょう。 今年は文化財保護法に文化的景観の制度ができて20年の節目の年です

PFUの山口さん・八野さんとのHHKBにまつわる楽しい対談アップ

ずっと愛用しているキーボード、HHKB。その開発や広報をおこなっているPFUの山口篤さんと八野裕さん、そして同じく愛用者である都現美の原田美緒さんとの対談ポッドキャスト(前半)がアップ。

能登の勉強会とは…

能登半島地震を受けて、有志での勉強会を始めました。建築に携わる私どもも、これから必要とされれば能登に向かい建築を救うこと、あるいは解体に立ち会うこともあると思います。途方もない時間をかけて積み上げられてきた歴史を尊重し、向き合うためには、まず建築限らない知識を養うことが肝要であると考えます。そこで手弁当で講師を招いての勉強会を、定期的に開催しています。

8月9日 金沢美術工芸大学でアドルフ・ロースについて話します

まだ、詳細はわたしも知らないのですが、高橋明彦さんが主催されている装飾研究会にて。アドルフ・ロースについてお話することになりました。ちょっと久しぶりなので、思い出すところからの訓練。大学で話すのはいつだっ-て楽しみです。 装飾の冤罪、トーフではない近代建築の黎明 近代建築の産声とも取られがちな、アドルフ・ロースの「装飾と犯罪」という強い言葉。しかし、これは決して装飾を廃して、白く漂白された豆腐のような建築を目指したのではない。彼の怒りの矛先は、様式注文とさえ言われた、リン

ホームページをまた新しく開設した

ずっと、Tumblrでホームページを運用していたんだけど、仕様変更で愛用していたテーマが使えなくなった。もう仕様的に戻れそうにないので、しょうがないからホームページを新しくつくることに。 とはいえ、外に発注するほど偉くないし、かといって既存のサービスもなんだかパッとしない。最近はNotionでページづくりも流行っているようだけど、あの絵文字の雰囲気に絡め取られるのもちょっとやだ。 そうだ、Dreamweaver使えるじゃん!とおもって自作することに。中学生のときから、html